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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
生徒と動物トーク【5】
○市原ぞうの国

これは生徒との話ではないのだが、今年の春に『市原ぞうの国』という千葉県にある動物園に行ってきた。ここは国内で最も多くのゾウを飼っている動物園であり、目玉となっているのがそのゾウたちによるショーである。これは確かにすごかった。

ゾウさんの登場

まずはゾウさんたちの登場。上に乗っているのがゾウ使いであり、みな本場タイからやって来たタイ人である。

ゾウさんリフト

まずは挨拶代わりにゾウさんリフト。選ばれた希望者がゾウさんの鼻につかまると、軽々と持ち上げてくれるのである。迫力満点。私もぜひやって欲しかったが、手を挙げる勇気が出なかった(涙)。

ゾウの帽子かぶせ

次にゾウさんが麦わら帽子をかぶせてくれるという芸。ここで私は勇気を出して手を挙げ、帽子をかぶせてもらうことができた(嬉)。

ゾウさん立ち上がる

訓練されたゾウたちは本当に賢い。ゾウ使いを頭に乗せて二本足で立つなどお手の物だ。

ゾウのフラフープ

鼻でフラフープをぐるぐる回す。写真ではまだ1つだが、この後3つまで同時にぐるぐる回していた。それから、写真は撮れなかったが、巨大なサッカーボールとゴールを用意して、特大サイズのPK合戦などもしていた。ゾウの蹴り出すボールはド迫力であった。

ゾウのお絵かき

圧巻だったのがこの「お絵かき」。全くの白紙から見事に桜の木を書き上げてしまった。ゾウがこのような芸をするというのは、前に一度だけテレビで見たことがあったが、その時には「さすがにゾウがそんなことできる訳ないだろう。何か仕込んでるか編集なんだろうな」と思っていたが、どうやら本当にできるらしい。このショー中にも、調教師の人たちが別の色の筆をゾウに渡すという手伝いだけはしていたが、あとは仲間うちで談笑していてびっくりした。最低でも鼻を紐で引っ張って「次はこの辺に描きなさい」と誘導するくらいのことはするはずだと思っていたものだから…。

ゾウの習字

今回はお絵かきをしてくれたが、日によってはお習字をする日もあり、この作品はなんとゾウが書いたものらしい。ええ、どうしてゾウに字が書けるの!?訓練次第でできるものなんですか?僕はいまだに不思議でなりません。どなたか詳しい方がいましたら「実はこういう仕掛けがあるんだよ」とか「ゾウは本当に賢いんです、それくらいできるんですよ!」と教えて頂ければ幸いです。

カバ

市原ぞうの国では、ぞう以外にも楽しい動物がたくさんいます。この写真のカバを始め、直接カピバラと触れ合えるコーナーなどもあります。みなさんも機会がありましたらぜひ足を運んでみて下さい♪

カピバラと私


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生徒と動物トーク【4】
 ○土ボタル

「この前、ニュージーランドに行ってきたんだって?どうだった、何か面白いものはあったかい?」

「そうですね、『土ボタル見学ツアー』というのがあったんですけど、これがなかなか面白かったですよ」

「あー!僕もオーストラリアへ行ったときにガイドブックに載ってたよ。僕は結局、行かなかったけど」

「そうです。土ボタルっていうのはオーストラリアとニュージーランドに生息してるんです」

「へえ、そうなんだ」

「でも、土ボタルって何だかロマンチックな名前が付けられてますけど、あれは本当は『ヒカリキノコバエ』っていうハエの一種なんですよ」

「えー!そうなの!?なんだか夢こわれちゃったなぁ…」

その後、家に帰ってインターネットで検索してみたところ、Yahoo知恵袋でとても面白い質問と回答を発見した。以下はそれを要約したものである。(元記事はこちら

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○質問者
今度オーストラリアに旅行に行く者です!土ボタル見学ツアーなどにも参加する予定です。ただ、オーストラリアはハエが多いと聞きます。しっかりとした対策が必要でしょうか?

○回答者
オーストラリアに住んでいたものです。大丈夫ですよ、そこまで心配する必要はありません!

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おいっ!土ボタル自体がハエだぞっ!(笑)


(次回は市原ぞうの国の話


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生徒と動物トーク【3】
○馬とおばあちゃん

ある生徒と雑談していたときの話。

「うちのおばあちゃんは三重県に住んでるんですよ」

「うんうん」

「それで、おばあちゃんちの近くには多度大社っていう立派な神社があるんです」

「ふむふむ」

「それで、そこにはうちのおばあちゃんが『友達だ』と主張している錦山(きんざん)さんっていう馬がいるんですよ」

「と、友達だと主張している馬!?」

「そうなんです。それでこの前帰省したとき、おばあちゃんが『それをちゃんと見せてあげるから』と言って僕を多度大社に連れていったんです」

「うん、それで?」

「そこでは100円でニンジンを買って錦山さんにあげることができるんです。で、錦山さんはニンジンをもらうと柵の周りを1周して走ってくれるんです」

「へえ、そうなんだ」

「でも、実際は錦山さんは愛想がないので、ニンジンをあげても黙って食べて終わりっていうことがほとんどなんです」

「ふうん」

「で、うちのおばあちゃんがニンジンをあげても全然走ろうとしない」

「ありゃー」

「でも、おばあちゃんも錦山さんをじっと見つめて微動だにしないんです」

「おお、にらみ合い状態!」

「最後には錦山さんが根負けした形になって、しぶしぶ柵を1周してきたんですよ。それで、僕に向かって『ほら、見たでしょ?』って」

「なるほど…(笑)」

私はこの話を聞き、ある有名なクイズを思い出した。

○問題
ある民族が雨乞いの踊りをすると、必ず雨が降ります。なぜでしょう?

○答え
雨がふるまで踊り続けるから

このクイズは時に「成功するまで努力し続けることが大切だ」という教訓として解釈されることもある。このおばあちゃんもきっと生徒さんにそのことを伝えようとして……って感じでもないですね。きっと本人はいたって真面目に友達だと思っているのでしょう(笑)

(次回は土ボタルの話


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生徒と動物トーク【2】

 ○ダチョウに吹く風

動物に関する知識が豊富なある生徒と話した時のこと。

「先生は、高村光太郎の『ぼろぼろな駝鳥』という詩を読まれたことはありますか?」

「いや、残念ながらないな」

「そうですか。簡単に言うと、動物園で飼われてるダチョウは何だかかわいそうだということを歌った詩なんです」

「へえ、なるほど」

「動物園で飼われてるダチョウは、羽がぼろぼろじゃないか、遠くばかり見ているじゃないか、みたいなことが書かれてるんです」

「ふむふむ」

「その中に『瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへているじゃないか』という一節があるんです」

「へえ〜」

「でもですね、ダチョウの脳みそって、実は眼球よりも軽いんですよ」

「えー!そんなに小さいの!」

「はい。だから多分、そこまで難しいことは考えてないと思うんですよね」

「そ…そっかあ」

(次回は馬とおばあちゃんの話


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※以下は今回の記事に出てきた『ぼろぼろな駝鳥』の全文です。興味がある方は一度読んでみて下さい。

何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半のぬかるみの中では、
脚が大股過ぎるぢやないか。
頸があんまり長過ぎるぢやないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢやないか。
腹がへるから堅パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢやないか。
身も世もない様に燃えてゐるぢやないか。
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢやないか。
あの小さな素朴な頭が無辺代の夢で逆まいてゐるぢやないか。
これはもう駝鳥ぢやないぢやないか。
人間よ、
もう止せ、こんな事は。

 

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生徒と動物トーク【1】

最近、何人かの生徒と動物について雑談する機会があったので、今回はそれをテーマに記事を書いてみようと思う。

○火事場の馬鹿力

「先生、人間には火事場の馬鹿力というのがあるじゃないですか。あれって動物にもあるんですか?」

「えっ?」

「例えば、ただでさえ人間よりも強い力を持っているゴリラが、火事場の馬鹿力を出したとしたら、それはもうすごいことになるんですかね?」

「そうだなあ…多分、動物が本当に火事場に居合わせたら、まずは逃げ出すだろうね。人間だったら女性が重いタンスを抱えて家の中から出てきたとかいう話を聞くけど、ゴリラは別にそういったものは持ってないだろうし」

「ああ、なるほど」

「ただ、火事場の馬鹿力ってのは別に火事に限らず、ピンチの時にすごい力を発揮するという意味だよね。そういう意味で考えるとどうだろう?ある意味、動物なんて常に火事場(ピンチ)に置かれてるようなものじゃない?弱肉強食の世界ですから。なので、常に火事場の馬鹿力を発揮してるとも言えるんじゃないかなあ」

「あ〜、そっかあ」

「いやいや、私も専門家じゃないから話半分に聞いといてね」

「はい。でもゴリラの本気、見てみたいなあ」

「今のと関係あるか分からないけど、僕も常々思ってることがあるんだよねえ」

「え、なんですか?」

「室伏広治ってさ、日本人のトップアスリートの中でも、さらに突出してすごい能力を持ってるじゃないですか。そうすると、例えばチーターとかがたくさんいる中で、室伏的な存在のチーターがいるかもしれないってことですよ」

「チーター界の室伏広治!」

「そうそう。多分、そいつは図鑑に乗ってるより10〜20kmくらい速く走れそうな気がするんだよね。それで、『人間の作ってる図鑑は間違ってるぞ!俺たちチーターの底力をなめんなよ!』って思いながら草原を走ってる、みたいな(笑)」

「ああ、どっちかって言うとボルトって感じですね!」

「そう言えばそうね」

「う〜ん、ゴリラ界の室伏広治、見てみたいなあ」

(次回はダチョウの話


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教科書を写メール【1】

 先日、今の中高生の勉強スタイルは僕らの頃とはずいぶん違うなあと感じる出来事があった。ある生徒の授業中、その子が化学の教科書を学校に置いて来てしまったことが発覚した。翌日に迫った小テストの対策ができないという大ピンチである。しかし彼は落ち着いて「友達にそのページだけ写メールしてもらおう」と言う。写メールなんかで細かいイオンの一覧表がはっきり確認できる訳がないだろ、この大馬鹿者が…

ところが数十秒後、彼の大画面携帯に映し出されたイオンの一覧表は、右上についた小さな価数まではっきりと確認できるほど鮮明なものだった。携帯電話のカメラ機能と液晶の向上は私の想像を遥かに超えていたのである。ちなみに、最近では、学校に張り出された掲示物(試験日程や試験範囲表など)をまじめに写す生徒は減りつつあり、携帯のカメラで一発撮影して済ませる生徒が多い。

私が中高生の頃は携帯電話はなかったが、大学生の頃に初めて世の中にデジカメというものが登場してきた。当時はまだ持っている人がごく少数だったが、新し物好きの私は飛びついた。今の中高生と全く同じで「これは便利だ!もうバスの時刻表を書き写さなくても済むぞ!」と考え、バス停(バス停には時刻表が貼られている)を必死に撮影した。近くにいた若い女性に「この人、一体何なの?バス停を必死に撮影するって、どんだけバスマニアなのよ!?」という顔で見られたのが悲しかった。しかも、当時のデジカメの性能はまだ玩具のようなレベルであり、せっかく撮影した時刻表もほとんど読むことができなかったのも悲しい。

つづく

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ブックオフで昔に出会う
中学3年生の生徒さんから聞いた話。

彼がある日、お父さんに勧められて「サイモンとガーファンクル」のCDを買いにブックオフへ行った。そして1枚のCDを見つけて購入し、家に帰ってブックレットを見てみたところ、どうやらかなり古いものであることが分かった。と言うのも、そのブックレットに

・CDはレコードと違って良い音が出ます。
・CDはレコードと違って劣化しません。
・CDはポケットにも入るサイズで持ち運びが便利です。

という歌い文句が書いてあったのである。レコードとCDの過渡期、そんな時代に発売されたCDなのだろう。確認してみると1984年発売であった。私でさえ5歳だから、その生徒はもちろん生まれていない。ちなみに、彼はそのブックレットからサイモン&ガーファンクルの情報を得ているので「サイモンとガーファンクル」と言うのである。(実際、そのブックレットにはそう書いてある)

レコードか…古いなあ。そう言えば最近、日本史の教科書で「大正時代の半ば頃からレコードが大量に売れ始め、歌謡曲も流行した」という記述があった。

そんなことを考えていると、ふと小さい頃の記憶が急に頭に浮かんできた。私もレコードに何か思い出がある…。そうだ、何かの雑誌に付いてきた赤いペラペラのレコード。ソノシートとか言うやつだ。確か、何か子供向けの曲が入っていて聞いた思い出がある。

これは私にとっての「思い出のギリギリライン」アイテムである。同世代に話せば「あ〜、私もぎりぎり覚えてる!」という話題、上の世代に言えば「当然、知ってるよ」、少しでも下の世代なら「何すか、それ?」という反応だろう。

ちなみに、私より1つ年上の奥さんはやはり知っていて、自分で手回し再生機を作ったことがあると言っていた。適切な速度で回さないと曲が速くなったり遅くなったりしてしまうらしい。へぇ〜

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現代っ子のエンタメ論
先日、中学3年生の生徒が学校の「古典芸能鑑賞会」という行事で「能」を鑑賞してきたという。私は能を見たことがないので、「どうだった、能って面白かった?」と尋ねたところ、「ありゃ現代人が見るもんじゃないね…」という返事が返ってきた。

よくよく聞くと、かなり大変なことになっていたらしい。彼の学校では毎年、この古典芸能鑑賞会というのが行われており、昨年は歌舞伎であったのだが、その時にも一部の生徒が寝てしまって先生に怒られていた。しかし今年は歌舞伎と比べて動きも少なく、そして大した音もなかったので、さらに多くの生徒が寝る原因となった。その上、能の分かりづらい部分を解説するためにイヤホンが配られていたのだが、このイヤホンから流れてくる解説がまた異様に眠気を誘う淡々とした調子で、ついには生徒だけでなく先生まで寝てしまっていたという。数少ない起きている生徒も、よく見るとイヤホンを自分のiPod に差し替えて音楽を聞いているだけで、本当に真剣に起きて鑑賞できている生徒は数えるほどしかいなかったらしい。

正直、私も実際に能を見たことがないし、見に行って絶対に起きているという自信もないので何も結論めいたことは言えないのだが、相撲・落語などと比べると能は現代っ子には分かりづらい伝統文化なのかもしれない。よく日本の文化を海外に紹介する本などで能が取り上げられていることがあるが、そういうのを見るたびに「う〜む、これに『ただし、日本人でも能を見たことがある人はそんなに多くありません』という一文を加えた方が誤解が少ないんじゃないだろうか?」と思ってしまう。

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少女の漠然とした不安
先日、横浜で小学校3年生の女の子の授業をしていた。名前は優子ちゃんとしておく。そんなとき、ふと空を見上げると一機の飛行機が上空を飛んでいた。優子ちゃんもそれに気付くと、彼女はおもむろにため息をつきながら「ふう…やだなあ。ここに普天間基地がくるかもしれないんでしょ?」と聞いてきた。

私はまだ幼い彼女がきちんと今話題になっている「普天間基地」という言葉を知っていることに感心しながらも、「優子ちゃん、普天間基地は今のところ沖縄県の中で移設先を探してるみたいだよ。多分、この大都会の横浜に基地がやって来る心配はないよ」と教えてあげた。

彼女は一見的外れなことを言ったようだが、よく考えると連日ニュースで報道されているのは迷走する鳩山首相の姿と、そして「次はどこに移設するなんて言い出すんだ!?」と恐れおののく周りの人たちの姿であり、そのやり取りを見て「ああ、あの基地というのはまるで火のついた爆弾を急いで他人に押し付け合うようなものなんだな。それがこの横浜に来たら大変だな…」という漠然とした感想を彼女が抱いたのだとしたら、それはあながち間違った解釈でもないような気がする。

芥川龍之介が忍び寄る戦争の足音に少なからず影響を受けて「ぼんやりとした不安」を感じたのと同じように、彼女も連日の報道から何か本質的なものを感じたのかもしれない。
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退部へのシナリオ
今年、無事大学生になったある生徒さんのお話。

この生徒さんは普段は非常に小心者なのだが、サッカーの時になるとまるで別人のようにスーパープレーヤーと化す。小さい頃からサッカーを続けており、県選抜のようなメンバーにも選ばれたり、高校の部活でも強いチームを率いて頑張っていた。

そんな彼が高校3年になったとき、彼自身は真面目に活動を続けていたのだが、顧問の先生から不条理な扱いを受けるようになった。勉強にもっと時間を割きたいと思っていたこともあり、彼は部活をやめようと考えた。そのように彼が悩んでいたある日、私は授業中に1枚のルーズリーフを発見した。「竜太郎、この脚本みたいなの何?」「ああ、それですか。今、部活やめようと思ってるんですけど、絶対顧問の先生に止められると思うんで、考えてたんですよ」

さすが根は小心者。顧問とのやり取りをあらかじめシミュレーションしているらしい。以下は原文をそのまま引用したものである(名前のみ仮名に変換。誤字脱字はそのままにしてある)。

退部へのシナリオ

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山田:職員室に入る
山田:菊池先生に退部することを伝えるために近寄る。
   「菊池先生、部活のことについて話しがあるんですけど、
    今良いですか?」
菊池:「良いぞ」
山田:「実は、今日限りで退部したいんですけど」
菊池:「は!?なんだと(怒)理由は?」
山田:「はい。最近は度重なるケガ、疲れがたまり過ぎて
    集中できないし、そして今までやってきたサッカーに
    対する気持ちがなくなってきてしまったからです」
菊池:「そんなつまらん理由なんか!?(怒)ふざけんな(怒)」
山田:「すいません。でも自分ではもう決めたことなんです」
菊池:「ふざけんな(怒)今は大会中やぞ!(怒)
    もっとそういうことを自確しろ(怒)」
山田:「本当にすいいません」
菊池:「絶対に認めんからな(怒)」

山田:それから部活に行かなくなる
菊池:山田家に電話をしつこく掛ける」

数日後

菊池:「なんで何度も電話したのに出なかったんだ!?(怒)」
山田:「留守にしてました」
菊池:「嘘だ!!絶対に1回ぐらいは気付いてるだろ」
山田:「嘘ついてすいません」
菊池:「まぁとにかく早く部活に出てこい!」
山田:「・・・」
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脚本はここで終わっていた。「これ、あんまりうまく辞めれてないよね?」「いやあ、あの先生は大変なんですよ…」

そんな彼は結局、高校の終わりまで部活を続けた。最後まで顧問の先生とはうまくいかなかったらしいが、中途半端にならず6年間の部活動を全うし、そして無事希望の大学にも進学することができて本当に良かったなあと思う。

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