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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
タイランド・ジョーク
先日、何人かでタイ旅行に行ってきた。

その際、タイ語は喋れるはずもないので、何かお店の人と話す時には英語を使った。僕の英語力と言えば、英検準1級、TOEIC 870点。高校の英語教員が満たすべきとされている基準は軽くクリアしている。

そんな訳で満を持して土産物屋に入り、気に入ったベルトがあったのでそれを購入することにした。しかし、そのままでは少し長かったので店員に切ってもらうことに。「Cut it, please!」

店員がハサミを持ち出してきてベルトを切る。よし、第一声はばっちり通じたようだ。しかし、ひょっとするとまだ少し長いかもしれない。もう少し切ってもらおうか悩んでいたところ、店員がジェスチャーで「ここの金具を取ればベルトが取り外せる。後は自分の好きなようにハサミでちょきん、ちょきんだ」みたいなことを言っている。なるほど、後は家に帰って自分で調節すればいいという訳か。「OK,OK。Cut myself!」

その瞬間、店員がちょっと怪訝な表情を浮かべた。その会話を聞いていた友人がすかさず、「Cut myself だと自分を切ることになっちゃうだろ!」と突っ込んできた。しまった。「Cut by myself(自分で切る)」と言わないとダメだったんだ。

しかし、素直に間違いを認めるのはあまりに格好悪い。そこで、「いやあ、ベルトが長かったら自分の身体の方を切るっていう、アメリカンジョークならぬ、タイランドジョークだよ」と切り返そうとしたのだが、よく考えるとベルトが長いのに自分の身体を切ったらもっとベルトが長くなってしまうことに気付き、「さすが英語を教えている人間は違うな!(笑)」という友人たちの嘲笑を甘んじて受け入れるしかなかったのである。
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秋の味覚で大失敗
もう早いもので秋というより冬なのかもしれませんが、今日は秋の話題を。

秋と言えば食べ物が美味しい季節ですね。実は昨日も『よこわ』(東戸塚の隠れた名店。以前の記事でも登場)に家族で行ってきました。というのも今、九州の祖父母がこちらへ遊びに来ているのです。ちなみに、うちのじいちゃんは相変わらずユニークで、デジカメで記念写真を撮ってすぐに見せてあげたところ、「こげん(こんなに)早くに見れるとね!こりゃ、戦争しても勝てんはずねぇ!」とか言うんですけど、これ日本製のデジカメです!みたいな(笑)

まあ、そんな訳で、祖父母も含めて美味しい料理をお腹いっぱいになるまで食べさせてもらったんですが、この季節になるとどうしても思い出してしまうのが、去年の"秋の味覚に関する大失敗"…

※ 以降の記事には食欲をなくしてしまうような内容が含まれているかもしれません。注意してください!

去年、一人暮らしを始めて初めての秋を迎えた僕は、ある日突然、「松茸ごはんが食べたい!」という衝動に駆られました。そこで早速スーパーに行ったのですが、本物の松茸はやはり高かった。そこでふと目に留まったのが「丸美屋の松茸ごはんの素」。なんとこれさえあれば300円ちょっとでお腹いっぱい松茸ごはんが食べられると言うではあーりませんか!

そして、家に帰って早速作って食べてみたのですが、やはり300円のものは300円分の味しかしなかった…。しかも、水加減を微妙に間違えてしまいご飯がべしゃべしゃ。うーん、一杯食べればもういいや…。残りは後で冷凍しておこう…。やっぱりご飯よりパスタだな、今後はしばらくパスタ作ることにしよう。

そんな訳で一ヶ月ほどが経ち、久しぶりにご飯を炊くか!と思って炊飯器を空けたところ…

松茸カビごはん
※ 心臓の弱い方はクリックしないでください!

おおお!なんと先客がいるではあーりませんか!!と言うか、冷凍するのをすっかり忘れていた松茸ごはんが大変なことになっているー!

ここで注目して欲しいのは、白い部分がご飯なのではないということです。元は松茸ごはんですから、茶色い部分が本来の「ごはん」の部分なんです。じゃあ、全体を覆いつくしているこの白い物体は一体…!?

【教訓】:やはり松茸ごはんは本物に限る。…いや、ごはんを冷凍するのを忘れると大変なことになる(特に1ヶ月も放置すると…)。
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夏でよかった…(2)
前回までのあらすじ
すっかり酔いが回って家路についた僕は、親友に電話したつもりが誤って昔「大きな音のする派手なバイクに乗って道路をみんなで暴走していた」タイプの友達に電話をかけてしまった。

しかも、彼は既に眠りについていたらしく、かなり眠そうな感じで電話に出てきたため、「これは、酔って間違って電話したなんてバレたら大変なことになるぞ…」と思った僕は、できるだけ酔っていないフリをして話をした。「やあ、久しぶり。奥さん元気?そう、それは何よりだね、うん」「それで用は何なの?」「いやあ、最近会ってないじゃない?そのうち飲みにでも行こうよ。最近、仕事忙しいの?」「ああ、今の時期は、上半期の締めだから割と忙し…」「あ、なんか電波悪いみたい。今度また掛け直すよ、じゃあね!」

なんとか金山くんとの会話を無事に乗り切った僕は、緊張感から解放されたことと、ここのところ睡眠不足であったことから、急に意識が遠くなった。家まではあと半分ほどなのだが…

そして次に気が付いたのは、誰かに「大丈夫ですか!?」と声をかけられた時だった。周りを見回すと、若いおじさんが道路脇に車を止め、寝ている僕に駆け寄って声をかけてくれたのである。辺りはまだ薄暗い。

どうやら僕は歩道で寝てしまったらしく、しかもその場所が葬儀場の前だった。これでは傍から見たら、葬儀場から脱走した死体ではないか。

そのおじさんは、「大丈夫ですか、昨日飲みすぎちゃいましたか?」「家は近いんですか?ここから帰れますか?」「車も走ってますから、気を付けて帰ってくださいね!」などと親切に声をかけてくれたので、丁重にお礼を言った(と思う)。ふと時計を見ると朝の4時。だいぶ道路で寝てしまっていたらしい。これがもし冬だったら大変なことになっていただろう。

そういう訳で、冬にお酒を飲む時には気をつけなければ…もとい、春夏秋冬の別を問わず、気をつけなければ…
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夏でよかった…(1)
先日、会社の身体検査が終わった父親から、「身体検査が終わったからもう遠慮せずに飲めるようになった。早速飲みに行こう」と誘われた。

そこで、父親と母親と僕の3人は、東戸塚にある「よこ輪」という馴染みの居酒屋へ向かった。(ちなみに、このよこ輪というお店は知る人ぞ知る名店なので、みなさんも機会があったらぜひ訪れてみて欲しい)

そして、いつものように美味しい料理が並んで着々とお酒が進んでいたのだが、この日はちょうど亀田興毅の世界戦をやっており、途中からはそれを見ながらごはんを食べていた。すると、もはや周知の通りだが、最後にかなり不可解な判定結果が出たため、その場にいたお客さんたちからは非難めいた声があがっていた。

その時、僕の後ろに座っていた3人のおじさんたちが「ちょっとちょっと、俺たちよくテレビが見えなかったもんだから、こっち来て説明してくれよ!」と言ってきたので、僕はそちらにお邪魔して一緒に日本酒を飲みながら「あんな奴、俺でも倒せるよ!」などと言い合うおじさんトークに加わる。(しかし、後で名刺をもらって分かったのだが、その人たちは弁護士・弁護士・税理士という面子だった…)

そして、もう十分飲んだので僕は父母と家に帰り、僕宛てに届いている郵便物だけ受け取って、少し離れた一人暮らしのアパートに帰ろうとしたのだが、置いてあった芋焼酎が視界に入ってしまい、再び父親と飲み始める。しかし、二人でますます飲み進めるうちに、母親と妹の視線が厳しくなってきたので、12時頃にアパートに向けて千鳥足で帰り始めた。

その帰り道、僕は電話上戸とでも言うのか、お酒を飲むとなぜか友達に電話したくなるという習性があり、歩きながら携帯電話で親友の「金田くん」に電話をかけようとした。ところが、酔っていたためか、誤って「金山くん」という別の友人にかかってしまい、よりによってこの金山くんが昔、「大きな音のする派手なバイクに乗って道路をみんなで暴走していた」タイプの方なのである。

(つづく)
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ドジ二元中継
先日、実家の近くにある和食レストランに入って夜ごはんを食べていた。ビールも頼もうかと迷ったのだが、時には節約することも大切かと思い、この日は控えることにした。

そして、食事を食べ終わり、そろそろ出ようかと思って財布を見たところ、なんとお札が1枚も入っていないことに気付いた。ビールを注文するとかいう以前に普通に足りていない。そこで、慌てて妹に助けを求めるメールを打った。「アニピンチ、イマスグコイ」

一方その頃、妹は普段から年相応に見られないことが多いのに、この日に限って宅急便の配達員に「若奥様ですか?」と言われ、ウカれまくって小躍りしていた。すると、台所の高いところにある食器棚の扉が偶然開いており、そこに頭を強烈に打って悶絶していた。

その扉は1cmほどの厚さがあったため、左のおでこにホチキスで打ったような、間隔を空けた2箇所の跡ができていた。しかしそこに偉大なる兄から助けを求めるメールが届いたため、これは悶絶している場合ではない!

一方、助けを呼んでもう安心だと思った僕は、ビールを追加注文して妹が来るのを気長に待っていた。やはり夏はビールだ。

その頃、妹は何とかその赤々と目立つホチキス傷を髪の毛で隠そうと試みたのだが、髪の毛がサワサワと傷に当たって非常に痛いということを発見していた。

その後、思ったよりずいぶん遅くやってきた妹から、パフェを食べながら事の真相を聞いた。「ふ〜ん。まあ、いいや。とにかくお会計を済ませよう。」

そして、いざ会計を済ませようとしたところ、なんと妹の財布にも1000円札がたった1枚しか入っていないことが発覚。いくら家を慌てて出てきたとは言え、一体何しにここまで来たのだ!

会計は2800円だったのだが、お札が1000円札1枚しかない中、あとは2人の財布から可能な限り硬貨をかき集め、なんとかギリギリのところで足りたのであった。店員のバイトの女の子にも、「6枚、7枚、8枚…あ、た、足りましたよ!よかったですね!」などと言われてしまった。僕はよっぽど、「このホチキスマンと僕とは何の関係もないんですからね!赤の他人ですからね!」と言いそうになってしまった。
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無知の知、ドジの知
先日、セルフのガソリンスタンドで1万円札を入れて給油していたところ、なぜか蜂がすごい勢いで僕にまとわりついてきた。そこで、僕はそれを必死にかわしながら給油作業を続け、給油が終わると同時に車に乗り込んで急いで出て行こうとした。すると、ガソリンスタンドにいた係員の人が、これまた物すごい勢いで走って追いかけてきたので、一体何事かと思ったら「お、お客さん!お釣りを忘れていってますよ!」ということだった。

自分は本当にドジだと改めて思いながら、その数日後、仕事帰りにラーメン屋に寄った時のこと。食券を買おうと思って券売機の前に立ったところ、財布に1枚もお札が入っていないことに気付いた。お金を入れてくるのを忘れてしまったのである。

しかし、僕はこのようなことがしょっちゅうあるため、実は車のダッシュボードに緊急用の5000円札を入れておいたのである。ドジな人間もドジな人間なりに考え、対策を立てているのだ。やはり人間なら誰でも多かれ少なかれミスがあると思うのだが、そのミスに対してどうアプローチできるかが一番重要なのではないだろうか。

そんなことを考えながら少し得意げにラーメンを食べていると、今度は店長が僕のところにつかつかと近づいてきて、「お客さん、なんの食券を買いましたか?」と聞いてくるのある。

僕は「え、別に偽造食券とか使ってないぞ!」と思い、「えと、普通のラーメンと、替え玉1枚と、卵の3枚です」と答えると、さらに「それで、いくら入れたんですか?」と聞かれたので「え、5000円ですけど…」と答えると、「じゃあ、このお釣りはお客さんのだ」と言って、4000円を渡してくれたのある。もはやどのような対策を立ててもダメな気がしてきた。
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勘違いしていたこと(2)
前回のつづき。

【はっぱをかける】(時期:中学まで)
声をかけて相手を奮い立たせることを「発破をかける」と言うが、僕はてっきり「葉っぱをかける」だと思っていた。なんだか「頑張れい!頑張れい!」と相手に向かって葉っぱをかける感じなのかと思っていた。

葉っぱをかける

【糸魚川】(時期:大学まで)
本州を東西に分けるするフォッサマグナ、その西端は糸魚川静岡構造線と呼ばれるのだが、僕はこの「糸魚川」を文字通り川だと思っていたが、実は町の名前であった。

【肋骨の本数】(時期:高校まで)
男性と女性の肋骨の本数は違うのかと思っていた。聖書か何かに「神はアダムの肋骨からイブを作った」という話があり、それを信じていた訳ではないのだが、実際に男女の肋骨の本数が違うことをキリスト教ではそのように解釈しているのかなと勘違いしていた。

【ファイティング・ニモ】(時期:最近)
ちょっと前にブームになったディズニー映画の 「ファインディング・ニモ」のことを、「ファイティング・ニモ」だと勘違いしていた。この映画のあらすじを聞いた時でさえも、「なるほど、お父さんが子供を探して激闘する話なんだな」と納得していた。

【一色単】(時期:最近まで)
よく「何でもかんてもいっしょくたにしちゃダメだよ」というような言い方をするが、僕はてっきり「一色単(いっしょくたん)」だと思っていた(正しくは「一緒くた」)。ある日パソコンで「いっしょくたん」と入力しても変換されないので、「このパソコンもボロいな…」と思いつつ、念のため調べてみたら、ボロいのは僕の頭の方であることが判明した。

多分、探せばまだ出てくると思うが、あまりこんなことばかり言っているとせっかくの宣伝用サイトにも関わらず自分への営業妨害になってしまうのでこの辺にしておこうと思う。一応フォローしておくと、「できない子の気持ちが理解できる先生」がウリです(笑)
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勘違いしていたこと(1)
前回は誰もが一度は勘違いしたことがありそうな「定番の勘違い」を集めてみたのだが、今回は僕自身が勘違いしていた恥ずかしい話を集めてみた。

【パパチチ】(時期:高校の頃まで)

継母(ままはは)がいるなら、「パパチチ」もいるのかと思っていた。義理のお母さんは「ママハハ」、義理のお父さんは「パパチチ」だと思っていた。

【板飯】(時期:中学の頃まで)

「昨日、デートでイタ飯食ったよ」などの使い方をする(と思われる)「イタ飯」は、「板飯」であり、板に乗っている飯、すなわち寿司のことだと勘違いしていた。

【新訳聖書】(時期:中学の頃まで)

これは僕だけではないと思うのだが、「旧約聖書」と「新約聖書」のことを、「旧訳聖書」と「新訳聖書」と勘違いしていた。文語調の古い言葉で翻訳されたのが「旧訳聖書」で、最近になって出版された読みやすい訳のものが「新訳聖書」なのかと勘違いしていた。僕は中学1年生の時に学校で新約聖書をもらったのだが、それを読んだ時にも、「新訳でもかなり難解な日本語だな」と思った記憶がある。

【センタッキー】(時期:小学校の頃まで)

洗濯機という言葉を、「センタッキー」というカタカナ語だと勘違いしていた。アメリカで発明されたものなので「ケンタッキー」に近い語感なのだと思っていた。

【ハンブラビ法典】(時期:最近まで)

正しくは「ハンムラビ法典」か「ハムラビ法典」なのだが、ガンダムに「ハンブラビ」というモビルスーツが出てくるため、上記のような勘違いをしていた。僕はそんなにガンダムが好きな訳ではないが、ガンダム好きな人は同様の勘違いをしているはずだと思い、サーチエンジンで検索したところ、いくつもの「ハンブラビ法典」が発見されて、ちょっと安心した。

つづく
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定番の勘違い
おそらく大抵の人は、何か自分が覚えていたことに対して「あれ、そうだったんだ?ずっと勘違いしてた!」と思った経験があるのではないだろうか。

僕も自慢ではないが、かなり勘違いが多い方である。しかし、それを紹介していく前にまず、定番の勘違いというのを集めてみたので、ぜひみなさんに一度ご覧頂きたい。どれも基本的には笑い飛ばされるようなものだとは思うのだが、ひょっとすると「あははは…って、え、そうなの!?」と思うものも中にはあるかもしれない。

・「月極駐車場」は「月単位で契約する駐車場」であって、全国チェーンを展開する駐車場会社の名前ではない。こんなものはない。
・「たいふういっか」は「台風一過」であり「台風一家」ではない。パパ台風やママ台風がいる訳ではない。
・「ムンクの叫び」は「ムンク」という人が描いた「叫び」という絵であって、「ムンクの叫び」がタイトルではない。
・「汚職事件」は「お食事券」ではない。汚職事件を起こすような人は普通、お食事券などは使わない。
・「東名高速」は「透明な道路」ではない。
・「鯛のおかしら付き」などと言うが、これは「御頭」ではなく「尾頭」であり、尾と頭のこと。
・ルパン三世の原作者である「モンキー・パンチ」は日本人。
・シナチクは割り箸を煮込んだものではない。
・「ニコラス・ケイジ」は「ニコラス刑事」ではない。
・「軽油」は軽自動車の燃料ではなく、ディーゼルエンジンの燃料。
・キクラゲはクラゲではなくキノコ。

さて、みなさんは全て笑い飛ばすことができただろうか。ちなみに僕は、いつ気付いたかは別にして、シナチクとニコラス刑事以外、すべて勘違いしていました。


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原付に関するドジ話(2)
前回のつづき。

○U字ロック巻き込み事件

これは2年ほど前の話。原付は盗難されやすいため、駐輪する際にはU字ロックという装置を後輪にかけることが多い。

U字ロック

しかしある日、僕はU字ロックをかけたことをすっかり忘れて原付のところに戻ってきて、そのままエンジンをかけて発進してしまったのである。

当然、U字ロックは一気に巻き込まれていき、原付の内側の方に絡まってしまった。なんとか手で引っ張って取り外そうとするのだが、がっちりと絡まってしまって外れない。原付にバックギアがあれば逆回転させることもできるかもしれないが、残念ながら原付にバックギアはついていない。

僕はすっかり途方に暮れてしまい、とりあえず近くのガソリンスタンドまで行って相談してみることにした。車にもバイクにも乗らず、よれよれとした足取りでガソリンスタンドにやって来たから、さぞかし変な客だと思われただろう。そして、店長らしき人に状況を説明したところ、「う〜ん、そっかぁ。分かった。おい、黒ちゃん、ちょっと行って見てきてあげてよ」と言い、黒ちゃんと呼ばれたアルバイト店員がやって来た。黒ちゃんは、一言で言い表すなら、西郷隆盛がガソリンスタンドの制服を着て現代にタイムスリップしてきたような風貌だった。

黒ちゃんは原付のあるところまでやって来て状況を確認すると、10分ほどあれやこれやと手を尽くし、最後には特に道具などを使わず、両手でU字ロックを外してしまった。僕がやった時にはびくともしなかったのに、何と言うパワーなんだ、西郷どん。

後日、そのガソリンスタンドにビール券を持ってお礼に行った。そのとき、残念ながら黒ちゃんはいなかったが、きっと芋焼酎でも買って飲んだに違いないでごわす。
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