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机の下の秘密基地
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租庸調と自動車税
先日、今年度の自動車税の納付書が郵送されてきた。我が家からは徒歩3分の距離にコンビニがあり、そこへ納付書と現金を持っていくだけで手続きは済むので、家を出て10分後には既に帰宅し、テレビを見ていた。

そこで私はふと、奈良時代の税制を思い出した。当時の税と言えば租庸調。租は収穫した稲の3%、庸は幅70センチ×長さ8メートルの布、調は地方の特産品を納める。そしてこのうち、庸と調は中央(奈良)まで運んで行って納める必要があった。農民の中から選ばれたこの担当者を「運脚」という。はっきり言ってこれに選ばれたら悲惨である。庸と調をかついで奈良まで歩いて行く必要があり、しかも往復の食費は自腹なのである。あまりの過酷さに途中で餓死する者も少なくなかったという。

最近私は「確定申告の時期の税務署の混み具合は何なんだ、職員の対応も悪いし!」とか「なんだこの納付書、銀行でしか払えないタイプじゃないか。まったく不便なことだ!」などと、ちっぽけなことで事あるごとに腹を立てていたが、そんなことで腹を立てているようでは無念のうちに餓死していった運脚の人たちに申し訳が立たないではないか。そんなことを考え、しばし反省の念に浸った。

運脚の画像
↑運脚想像図(農民たちの表情に注目)
詳説日本史図録(山川出版社)より

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