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机の下の秘密基地
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退部へのシナリオ
今年、無事大学生になったある生徒さんのお話。

この生徒さんは普段は非常に小心者なのだが、サッカーの時になるとまるで別人のようにスーパープレーヤーと化す。小さい頃からサッカーを続けており、県選抜のようなメンバーにも選ばれたり、高校の部活でも強いチームを率いて頑張っていた。

そんな彼が高校3年になったとき、彼自身は真面目に活動を続けていたのだが、顧問の先生から不条理な扱いを受けるようになった。勉強にもっと時間を割きたいと思っていたこともあり、彼は部活をやめようと考えた。そのように彼が悩んでいたある日、私は授業中に1枚のルーズリーフを発見した。「竜太郎、この脚本みたいなの何?」「ああ、それですか。今、部活やめようと思ってるんですけど、絶対顧問の先生に止められると思うんで、考えてたんですよ」

さすが根は小心者。顧問とのやり取りをあらかじめシミュレーションしているらしい。以下は原文をそのまま引用したものである(名前のみ仮名に変換。誤字脱字はそのままにしてある)。

退部へのシナリオ

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山田:職員室に入る
山田:菊池先生に退部することを伝えるために近寄る。
   「菊池先生、部活のことについて話しがあるんですけど、
    今良いですか?」
菊池:「良いぞ」
山田:「実は、今日限りで退部したいんですけど」
菊池:「は!?なんだと(怒)理由は?」
山田:「はい。最近は度重なるケガ、疲れがたまり過ぎて
    集中できないし、そして今までやってきたサッカーに
    対する気持ちがなくなってきてしまったからです」
菊池:「そんなつまらん理由なんか!?(怒)ふざけんな(怒)」
山田:「すいません。でも自分ではもう決めたことなんです」
菊池:「ふざけんな(怒)今は大会中やぞ!(怒)
    もっとそういうことを自確しろ(怒)」
山田:「本当にすいいません」
菊池:「絶対に認めんからな(怒)」

山田:それから部活に行かなくなる
菊池:山田家に電話をしつこく掛ける」

数日後

菊池:「なんで何度も電話したのに出なかったんだ!?(怒)」
山田:「留守にしてました」
菊池:「嘘だ!!絶対に1回ぐらいは気付いてるだろ」
山田:「嘘ついてすいません」
菊池:「まぁとにかく早く部活に出てこい!」
山田:「・・・」
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脚本はここで終わっていた。「これ、あんまりうまく辞めれてないよね?」「いやあ、あの先生は大変なんですよ…」

そんな彼は結局、高校の終わりまで部活を続けた。最後まで顧問の先生とはうまくいかなかったらしいが、中途半端にならず6年間の部活動を全うし、そして無事希望の大学にも進学することができて本当に良かったなあと思う。

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コメント
いまどきそのくらいの意味不明なことを言う人がいるんだなぁ と改めて感心しました
2010/04/28 4:58 PM by a
まあ、これはあくまで彼の中のシミュレーションなんだけど、話を聞くと実際にだいぶ不条理なことを言われてるみたいなんだよね。部員同士のケンカがあったときに、仲裁できなかったお前が一番悪いと言われたり。そんなこと言ったら顧問が一番悪いだろって!(笑)
2010/04/29 12:18 PM by ごん太
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