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机の下の秘密基地
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子供にとっての昔
僕の行きつけの美容院は、『ナナさん』という女性がやっているのだが、この人には、幼稚園に通う『コウちゃん』という男の子がいる。今回は、この『コウちゃん』に関するおもしろエピソード第2弾。

ある日、ナナさんがコウちゃんを東京の科学博物館に連れて行った。すると、コウちゃんは「猿が徐々に人に進化していった様子」というコーナーがとても気に入ったらしい。「昔はこんな風に歩いてたの?こんな風に歩いてたの?」と猿人の歩き方をやたらと真似して歩き周るので、ナナさんは「…もう、ちょっと恥ずかしいからやめてよ。まあ、そうよ。でも、ずっと昔の話なのよ」と答えた。

するとコウちゃんは、「ばあば(彼のおばあさんのこと)が子供の頃?」と尋ねた。ナナさんは、「…違うわよ。何万年も前のことなんだから、もっとずっと前の話」と答えた。

するとコウちゃんは、「じゃあ、じいじ(彼のおじいちゃんのこと)が子供の頃?」と尋ねた。なにせまだ10年も生きていないものだから、何万年というような時間の感覚が全くつかめないようなのである。

実は似たような体験が僕にもあり、歴史の授業で太平洋戦争の頃の資料などが出てくると、「こんな風に昔の新聞っていうのは、右側から左に向かって(文字を)書いていたんだよ」などと説明すると、「先生の小さい頃もまだそうだったんですか?」と聞かれることがある。

僕はそんな時には決まって、生徒を無言で何度もチョップすることにしている。
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