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机の下の秘密基地
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名前で苦労する話
みなさんは自分の名前のせいで何か困ったという経験はあるだろうか。

僕はこれまであまり大したことはなかったのだが、一度、家庭教師先の生徒さんの下の名前が、僕と全く同じだったことがあり、教え始めた頃はとても呼びづらく非常に違和感があった。(すぐに慣れたが)

名前で困る、と言って一番に思い出すのは、僕が大学に通っていた頃のある出来事である。確か30人〜40人が受講している授業でのことだったのだが、その授業では最初に先生が名前を呼んで出欠を取っていた。そして、皮肉なことに、そのクラスには一人、当時人気絶頂であったアイドルと同じ名前をした女の子がいたのである。

本名を出すのはよくないので、ここではその人の名前を仮に「松浦亜弥」としておく。そうすると、毎回授業の最初に「松浦亜弥さん」と呼ばれて「はい…」とうつむき加減に答える松浦さんに対して、一瞬クラス中の視線が集まるのである。そして、「松浦亜弥っていう割にはずいぶん地味だなあ」みたいなため息とともに視線が戻っていくのである。

しかも、この授業は参加者が流動的で、2、3回目にはもうみんな知っていて振り向かない、というようなことがなかったのである。

そんなある日のこと、僕は普段通り出欠が取られていく様子を何気なく聞いていたのだが、ふと「浦松さん」「はい」というやり取りを耳にした。ちらっと確認してみると、返事をしていたのは松浦さんだった。

事の真相は分からないが、きっと松浦さんは先生に頼んで、その授業の時間中だけ浦松さんになったんだと思う。彼女の気苦労もずいぶん大きかっんだな、と改めて感じた。

それでも、松浦さんから「山田さん」に変わるのではなく、「浦松さん」に変わるというあたりに、僕は彼女の精一杯の抵抗を感じた
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