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机の下の秘密基地
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美大を目指す生徒さん【3】

粘土をこねる

 

前回のつづき。

彼女が教えてくれた美大入試の課題の中で最も印象に残っているのが次のような課題である。

「1kgの粘土を使って自分が最も美しいと思う直方体を作りなさい」

素人の私には「自分が最も美しいと思う直方体」という言葉がまず理解できない。よく数学で「最も体積が大きくなる場合の直方体」といった言葉は出てくるが、最も美しいというのは聞いたことがない。

しかも直方体である。粘土を使って作るのにそんな簡単な課題でいいのか?むしろ買ったばかりの袋から出した状態の粘土って大体直方体の形をしてるんじゃないか?

しかし彼女に言わせると非常に難しい課題であり、中でも角をしっかりと立たせるのが難しいらしい。1kgをちょうど使うからざっくり作って角の部分を削ぐというやり方は基本的にできず、そのため裏に穴を空けておいて余った粘土をそこに入れてぴたりと合わせることを狙うらしい。

もし私だったら完成してなお余った粘土があれば、隣りの人に『あっ、UFOだ!』と言って気を逸らしてその間にぺちょっとつけてみたり、ちょっとくらいならもう食べちゃったり、そういったMr.ビーンみたいなやり方で突破したくなってしまう。

この課題では桶となめし皮が道具として与えられるらしく(そもそも私にはなぜ粘土工作になめし皮を使うのか見当もつかない)、その道具に少しだけ付けてしまうというのは実際にある裏技らしい。

美術の道を志す人は普通の人にはない感覚が備わっており、私たちには見えないものが見えているんだろうなあとつくづく感じた。


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