TOP >> あそびのページ >> 机の下の秘密基地
机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
<< つみきのいえ | TOP | 自転車泥棒が捕まった話 >>
メアリー・アニング(英検より)

英検の問題集は内容が面白いものが多く、難易度も3級(中学レベル)〜準2級(高校初級)〜2級(高校標準)とラインナップが揃っているので、生徒さんと英語の長文を読む練習をする時には積極的に利用している。

今回は2009年度 英検準2級 第1回に収録されていた Mary Anning というお話を簡単にご紹介したい。

 

メアリー・アニング


----
メアリー・アニングは1799年にイギリスの港町で生まれた女性である。海岸では化石がよく採れたため、メアリーの父親は化石を採って旅行者に売ることで生活の足しにしていた。父親はメアリーに化石の探し方のコツを教え、仕事を手伝わせていた。

実は当時、動物が「絶滅する」という考え方はまだ存在していなかった。珍しい化石が発見された場合、そのような動物が地球上のどこかに住んでおり、人間はまだ出会ったことがないだけであるという風に考えられていた。

メアリーが12歳のとき、父親が病気で死んでしまい、彼女は本格的に化石を売る仕事で生計を立てなければならなくなった。しかしこの時、彼女は世界で初めてイクチオサウルスという恐竜の全身骨格を発見し、大きな注目を浴びたのである。

彼女のこの発見をきっかけに、動物は絶滅するものであるという今では当たり前の考え方が世の中に浸透していくことになる。そして、メアリーもこの時から恐竜に対する興味をさらに強め、専門書を購入して勉強に励むようになる。彼女はその後も数々の偉大な発見を行った。

メアリーは初期の恐竜の研究において大きな功績を残したが、女性であるということからなかなか世間から認められなかった。しかし彼女が没する直前、ロンドン地質学会は彼女を名誉会員に選出し、ついに彼女の功績は正式に認められたのである。
----

恐竜の研究の黎明期において、女性の科学者が活躍していたことは全く知らなかった。また、根っからの専門家ではなく、生活のために化石を掘っていた貧しい女性がそのような大きな発見を成したことは非常に劇的である。やはり象牙の塔にこもる専門家より、生活の掛かった現場主義の素人の方が化石を見つけるという点では一日の長があったのだろう。ちなみに本当かうそか知らないが、さかなクンは大学受験で教授と面接した際、「君はもう僕より魚について詳しいね」と言われたというエピソードを耳にしたことがある。その後、メアリーが本格的に専門家に転身するあたりのくだりでは、熱意さえあればいつどのような環境でも勉強はできるのだということを感じさせる。生徒さんにもぜひ読んで欲しい文章である。


【広告】ただ今 新年度(2017年度)の生徒さんを募集中です。上記のように英検対策も得意としております。中学受験・高校受験・大学受験と幅広く対応しておりますので、横浜で家庭教師をお探しの方はぜひ一度ご相談ください♪

この記事の直リンク | 勉強のコツ | |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://blog.yawaraka-note.com/trackback/1064030
トラックバック