TOP >> あそびのページ >> 机の下の秘密基地
机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
<< カッコウでいるのも楽じゃない【2】 | TOP | 乗り物について徒然に【1】 >>
高濃度または低濃度の酸素を吸うと…

自分の中で酸素について色々なところで聞きかじった知識がごちゃごちゃになっていたので、一度きちんと整理したいと思いまとめてみた。

まずは結論から。
々眷仕戮了請任魑曚辰討發垢阿某搬里猟柑劼悪くなるということはない。
一方、低酸素の空気を吸ってしまうと一回の呼吸でも死にいたることがあり大変危険である。息を止めているより低酸素の空気を吸ってしまう方が危険。

○高濃度の酸素を吸うことについて
・高濃度の酸素は短い時間であれば吸っても問題ないが、長時間その環境にいると身体に悪影響を及ぼす。
・吸入酸素濃度60%以上での状態を3時間以上継続すると、発生する活性酸素により肺の組織が破壊されると言われている。
・市販されているある酸素スプレーを見てみたところ、濃度が95%であった1回につき数秒という短い吸入時間が想定されており、これくらいなら人体に影響はないのだろう。また、ボンベからの流量は少ないので周りの空気と一緒に酸素を吸うことになり、気道では酸素濃度が低くなるという記述もあった。
・ちなみに、市販の酸素スプレーが使われる場面は高山病対策や運動後などであるが、その有用性は科学的にはまだはっきりと証明されていないそうである。

○低酸素の空気を吸うことについて
・人間の呼気には酸素が16%含まれている。よって、これより酸素濃度が低い空気を吸ってしまうと、相対的な濃度差で体内の酸素が奪われることになってしまう。
・呼吸を止めていれば少なくとも体内の酸素が奪われることはないため、息を止めているより低酸素の空気を吸ってしまう方が危険なのである。
・1回でも低酸素の空気を吸ってしまうと身体が酸素が少ないということを感じてさらに呼吸しようとするため(呼吸反射)、悪循環を引き起こしてしまう。
・低酸素の空気中にいるということは自分では気付きにくいという側面も見逃せない。初期症状が眠気や軽いめまいと特徴的でない上に、人間が「息苦しい」と感じるのは実は酸素が少ないということより血中の二酸化炭素が多くなることが原因なのである。人が倒れているのを見つけて助けようと近づいたら、自分もミイラ取りになってしまうというケースが少なくない。労働災害で酸欠による死亡者数が多い原因となっている。
・酸素の不足に対して最も影響が出やすいのは脳の大脳皮質。脳の酸素消費量は全身の約25%にも及ぶ。
・パーティグッズとして売られている「声が変わるヘリウムガス」はちゃんと酸素が20%ほど含まれている。しかし、風船用のヘリウムガスには酸素が含まれていないため、これを吸って声を変えてみようなどとすると倒れてしまう。(同じヘリウムでも全く違うので注意が必要)
・格闘マンガの「バキ」に出てくる柳龍光という人物は、手のひらの中に真空を作り出してそれを相手に吸わせることで一瞬にして失神させる「空掌」という技を使う。しかし、低酸素の空気を作り出す技ならそうなるかもしれないが、真空なら「息を止めている」のと同じなのでそういうことにはならないだろうと思う。


【広告】ただ今 生徒さん募集中です。上記の内容は受験の理科からは少し外れていますが、中学受験用の理科なども丁寧に解説することが可能です。中学受験・高校受験・大学受験・英検対策など幅広く対応しておりますので横浜で家庭教師をお探しの方はぜひ一度ご相談を♪

 

この記事の直リンク | 勉強のコツ | |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://blog.yawaraka-note.com/trackback/1064022
トラックバック