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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
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「読む・書く・聞く」は意外と同じではない

私も「勉強を教える」という仕事を始めてもう20年近くになる。

その間には難関校に合格するような優秀な生徒さんも多くいたが、同時に「どうしても勉強が苦手で、どうしたらいいか分からない」という生徒さんもそれ以上にいた。

昔であれば単純に「落ちこぼれ」というレッテルを貼られていたであろうこうした生徒さんたちは、現在ではLD(学習障害)という科学的な症状の状態であり、それを認識した上で、それではどう勉強に向かっていこうか、どう人生を送っていこうかということが少しずつ考えられるようになって来ている。

LDの詳しい定義や説明についてはここでは省略させて頂くとし、今回は私が実際の指導経験の中で見た生徒さん・感じたことなどについてつらつらと述べていきたい。

よく親御さんから「うちの子は国語力がないから、そのせいで他の科目も苦手なんですよねえ」という話を聞くことがある。この指摘は非常に正しい。国語力、すなわち「読む・書く・聞く」の基本がおそろかであると、他の科目の授業内容もなかなか頭に入って来ないし、問題文をきちんと読み取ることができずに間違いにつながったりする。

この「国語力がすべての科目の基本だ」という考え方はもう既に世の中である程度の認知がされ始めている事実なので、やはりこれについても今回は改めて詳しく述べることはしない。

私が言いたいのは、この「国語力」としてひとくくりにされがちな「読む・書く・聞く」という能力が、意外と1つ1つが独立している傾向にあるという事実である。

私が今までに見た生徒さんには、例えば次のようなタイプの生徒さんがいた。

・「読む」のが苦手。教科書や参考書を読んでも全く頭に入って来ない。しかし、その内容を私が読んで聞かせてあげると頭に入ってきて理解することができる。

・話すことが非常に苦手。中学生だが会話の多くが2語程度の単語で構成されている。しかし「読む」・「聞く」・「推理する」は得意で、数学は選抜クラスレベル。

実はかく言う私もこうして勉強を人に教える仕事をしているくらいだから「読む」「書く」は得意な方なのだが、「聞く」が少し苦手であり、同じ内容の話でも文字で読めばすうっと頭に入ってくるのに、人に説明をされると一瞬理解に時間が掛かってしまうことがある。

ここで少し話が変わるのだが、英単語がなかなか覚えられないという相談を受けることも非常に多い。それだけ世の中の多くの生徒さんが英単語を覚えるのに苦労しているということだろう。

巷でよく聞くのは「書くのが大事だ、とにかく手で書いて覚えるんだ」というアドバイスである。これは人によっては良いアドバイスとなることもあるが、その一方で「時間が掛かる」というデメリットがあり、そして書いても覚えられないという生徒さんも確実に存在する。

非常に難しい問題ではあるが、私が見つけた1つのコツとしては、表練・裏練を必ず両方やるという方法である。

どういうことかと言うと、dog(犬)という単語を覚えたいのであれば、まず「dog」を見て「犬」を言えるようになる。これが表練である。一方、同時に「犬」を見て「dog」という単語を言うという裏練も必ず行うようにするのである。こうすれば記憶が比較的強く定着し、忘れにくくなる傾向があるようである(私の中では縦糸と横糸の両方を使って布を編むことで強度が増すイメージ)。英単語がなかなか覚えられないという生徒さんにはぜひちょっとこれを意識して練習してみて欲しい。


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