2015.05.20 Wednesday

最近、我が家では子供と『ウチエンテーリング』という遊びをするのが流行っている。
「おうちでやるオリエンテーリング」だから「ウチエンテーリング」である。身近にある材料を使って簡単にできる割に子供の食いつき度はなかなかのものがあるので、小さなお子さんを持つ方にはぜひお勧めしたい。
用意する材料は以下の3つである。
・名刺サイズの付箋紙
・名刺サイズの情報カード
・マジックペン

次に家の中の各部屋のドアに○・×・△・□と書いた付箋を貼って行く。この際、大人の目の高さに貼ってしまうと子供の視界に入らないのである程度低い位置に貼ってあげよう。



ちなみに我が家では書斎が○、寝室が△、トイレが□、お風呂場が×の部屋という設定にした。
次に各部屋の中に5枚ずつ付箋を貼って行く。我が家では○の部屋に「あ〜お」までの5枚の付箋を、△の部屋に「か〜こ」、□の部屋に「さ〜そ」、×の部屋に「た〜と」の付箋を貼った。これはちょうど現在、うちの娘(3歳)が平仮名を少しずつ覚えているところだからである。

お風呂場の様子。

浴室には「た」が割り当てられている。

トイレにはサ行。便座を開けたら
裏面にカードというのも面白いかも。

寝室にはカ行。枕の下などがポイント。
こうして下準備ができたら、今度はどこかの部屋の1ヶ所をスタート地点に設定し、その場所に次の場所を示す情報カードを置いておく。例えば「△く」といった具合である。

そうして何枚かカードを設置したら、最終目的地となる場所に子供のお気に入りの人形を置いてゴールとする。もし人形がたくさんある場合はゴールに限らず、毎回次の場所を示すカードとともに人形を置いておき、ゴールまでにすべての人形が揃うという風にしてもよい。また、子供の年齢に応じて部屋名やポイント名をすべて図形にしたり色にすることで簡単にできるし、逆にもっと難しい題材にして頭をひねらなければ分からないものにしてもよいだろう。
やり方の説明は以上です。
それでは実際に我が家でやってみた様子をご紹介します。
01:

まずは最初のカードを手渡しする。君のミッションはアリエルを見つけ出すことだ。成功を祈る。なお、このカードは自動的に消滅しないので注意してくれ。
02:

廊下を進む小さなエージェント。
03:

むむ、カードに書かれていた△の部屋はここだな…
04:

ベッドの上に置かれたDSをどけるとそこには次の目的地を示すカードが!
05:

よし、急行だ!
06:

よし、3番目のカードをゲットしたぞ。
07:

次はこの部屋だな!
08:

怪しい小箱にカードが隠されていたぞ。
09:

ここではカードとともにキューピーちゃん人形が隠されていたぞ。しかし、まだ他にも捕まっているお友達がいるはずだ!そしてあなたはどうしてそんなにびしょ濡れなの?
10:

ト、トイレットペーパーホルダーの裏にこんな物が!
11:

えっと…今、どっちの目的地に向かってるんだっけ?
12:

よし、お風呂場で次のカードを見つけたぞ!
13:

ここにはカードとともにフリンライダーが隠されていたぞ!
14:

う〜ん、この字は確か…
15:

よし、急行だ!
16:

やった〜、ついにアリエルを見つけたぞ!
(おわり)
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