TOP >> あそびのページ >> 机の下の秘密基地
机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
<< トライアスロン挑戦記【5】 | TOP | トライアスロン挑戦記【7】 >>
トライアスロン挑戦記【6】
前回のつづき。

そんなこんなで水分補給をしながら自転車を走らせた訳だが、この日はスイムの距離が短縮されるほど風が強かったことは既に述べた通りである。自転車は風の影響をもろに受けるためこれが非常にきつい。しかも多くの参加者が低い前傾姿勢で乗車するロードバイクという競技用自転車であるのに対し、私のはクロスバイクと呼ばれる街乗りとの合いの子自転車で、やや上半身を起こした姿勢となってしまう。私は少しでも風の影響を受けにくくするため、良く言えばスパイダーマンのような、ありていに言えばつぶれたカエルのような姿勢で自転車をこぎ続けた。

ほとんどのコースは下見して頭に入っていたのだが、一ヶ所だけ実際に走っていない場所があった。それは普段八景島シーパラダイスの団体バス発着所として使われており入れない場所なのである。ちょうどここがバイクのスタート地点であり、同時に周回するためのUターン地点となっている。



一周目を走り終えてスタート地点に戻って来た私は、他の参加者と同じくらいまでスピードを緩めてUターンの姿勢に入った。しかしその時、ペダルが地面にガリガリっと接触して危うくバランスを崩しそうになった。少しスピードが速すぎたのだろうか。しかし2周目・3周目の時にはさらにスピードを緩めたにも関わらずペダルが地面に接触した。これは後から聞いて知った話なのだが、自転車で急カーブをする時は内側のペダルを上げ、外側のペダルを下げた姿勢で周らなければ地面にぶつかってしまうのである。

カーブする時のペダルの位置

私は自転車の練習もある程度はしていったつもりだったが、街中でUターンするというシチュエーションはなかったのでそのような自転車乗りとしての基本を知らず、ひょっとするともう少し運が悪ければ転倒していたかもしれない。事実、私が3周目に入った時、私の少し前を走っていた参加者がUターン地点で転倒し、自転車が壊れてリタイアとなっていた。私のすぐ前だったからもう少し車間距離が短かったら転倒に巻き込まれていた可能性もあっただろう。

自転車を漕ぎなら私が考えていたことは、最初のスイムでほぼビリの着順で入っているため少しでも挽回して順位を上げたいということだった。しかし、他の参加者を抜くことは少なく、逆に抜かれることは非常に多かった。と言うのも、これには少しからくりがある。トライアスロンはあまりにも団子状態になってしまうとスイムもバイクも非常に危険なので、何十人かずつの「ウェーブ」と呼ばれるグループが編成され、それが時間差をずらしながらスタートするのである。そしてどのウェーブにも一握りのエリートが存在するため、後発のエリートがどんどん自分たちを追いこしていく。トライアスロンにおけるこの『何だか常に抜かれているような物寂しい感覚』は(私は参加したことがないがきっと)一斉スタートのマラソンなどとは異なる点ではないかと思う。

そんなこんなで危うい場面があったり、精神的に余裕のない状態で走り続けた私も、なんとか無事4周の周回を終えてトランジションエリアに戻って来た。自転車を置いて、ここからはいよいよ最後のランに入る。

つづく


【広告】2015年度 新規生徒さん募集中です。勉強も自分のペースで努力を続けることが大切ですが、時には精神的に追いつめられることがありますよね。家庭教師は内容面だけでなく勉強のやり方という面でもあなたにアドバイスをすることができます。横浜で家庭教師をお探しの方はぜひ一度ご相談を。
この記事の直リンク | こんなことやってみた | |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://blog.yawaraka-note.com/trackback/1063992
トラックバック