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机の下の秘密基地
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頭に入りやすい勉強法【1】
私は脳科学者ではないが、生徒たちが勉強というものに対して多くの時間を割く姿を見てきたし、自分自身でも割と多くの時間を勉強に費やしてきた。また勉強法というものに関して書かれた文を読んでかじった知識などもあり、今回は「勉強法」ということをテーマにして少し文章を書いていきたいと思う。

○タレ好きもいれば塩好きもいる

まず最初に断っておきたいのは、どのような勉強法でもそれが合う人もいれば合わない人もいるということである。これから私は自分の経験をベースにしながらいくつかの勉強法をご紹介していくが、それらは全ての人に当てはまるとは限らない。ただ焼き鳥のタレ派と塩派ほど真っ二つに分かれるのではなく、過半数の人に当てはまるものが多いのではないかと考えている。

○覚えたい知識だけ覚えるのは難しい

何か覚えたい知識事項があるとき、もし人間の頭がパソコンでできているなら本当にその知識だけを頭に入れるのがデータ量が最も少なく効率的だろう。しかし実際はその逆で、覚えたい知識にプラスαが加わることで、覚える量自体は増えるような気がするが、定着率が高くなる傾向にあるのである。

○写真やイラストと一緒に

具体的に言うと、まず分かりやすいもので言えば「写真やイラストとともに覚える」ということが挙げられる。例えば中学受験の理科で「エンドウの花は離弁花」という知識がある。アサガオなどは花びらがひとつづきになっているので合弁花に分類され、その逆がこの離弁花である。エンドウの花を見たことがない人にこの知識を覚えるのは少し難しいかもしれない。その時は覚えた気がしても、しばらくしたら他の花とごちゃごちゃになってしまうだろう。しかしエンドウの花を見てみると分かるが、この花は「蝶が羽根を広げたような形」と形容され、背面に大きな1枚が、そして前方にも羽根を広げる形で2枚、さらに内部に2枚の花びらがついている。この時点で『エンドウの花は蝶のような形をしている。すなわち離弁花である』と、ちょっと覚えるべき知識が増えている。しかし頭の中には「花なのにまるで蝶のような形をしているものがあるんだな。しかも食卓に並ぶことがあるあのエンドウの花がこんな形なんだ」という風に強い印象が形成され、結果として他の花に混じることなく頭の中に定着するのである。

エンドウの花
↑サピックス6年生用教材より


○自分の印象と一緒に

前置きが長くなるが、勉強する時は童心に返ったような素直な気持ちで取り組むことをお勧めする。そうすれば新しい知識事項にふれた時、「へー」とか「○○なんだ」という自分なりの印象を持つ場合が多くなる。この「新しい知識事項に触れた時の自分の印象」をその知識とセットにして覚えることでも記憶の定着を強固にすることができる。私は中学のとき、塩を加熱して解ける温度(融点)が1400℃以上であることを知って、「えー、こんな身近にある塩ごときが鉄(鉄は融点が1500℃くらい)とほぼ変わらない融点なんだ!」とびっくりした。その印象のせいでもちろん今でも塩の融点は忘れていないし、その後「イオン結合の物質は融点が高い」という高校の化学知識を習った時も「うんうん、食塩も物すごく融点が高いしなあ」と素直に受け入れることができた。

なので私が生徒にお勧めしている勉強法の1つに、参考書などを読み進めている時に自分なりの印象を感じたり、ツッコミを入れたくなった時には遠慮なくそれを参考書に書き込みなさいというのがある。まるで参考書と対話をしているように読み進める(書き進める)のである。そうすると先ほど述べた理由で頭に入りやすいことに加え、その後しばらくしてその参考書を読み返した時に「そうそう、これはこういうことなんだよね…」と一回目に読んだ時の記憶がよみがえりやすくなり、時間の節約にもつながるのである。

○ここまでの方法を科学的に検証する

私は専門家ではないが、聞くところによると記憶というのは脳の中で神経がどんどんつながって形成されていくらしい。そうすると1つの記憶だけを単体で覚えようとするのは既存の記憶とつながりにくく、逆にその知識にプラスαがあることで既存の記憶とつながりやすいということは確かに納得がいく話である

つづく


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