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机の下の秘密基地
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私とバルサン【2】

前回のつづき

ではバルサンを捨てようということになるのだが、最近はゴミの分別が厳しい世の中である。正しく分類されていないゴミ袋は容赦なく置いていかれてしまうので、バルサン本体に書かれた説明によく目を通す。

「(廃棄する場合)使い切って捨てること」

ううむ、使い切って捨てろと言われても使用期限が過ぎてしまっている。しかも我が家には2歳に満たない子供がいて何でも口に入れたりなめたりするから、それを抜きにしても家の中で使うのは避けたい。

どうすればいいのだろうと悩み、バルサンの販売元であるライオンの公式サイトを確認してみたところ、そこに「使用期限の過ぎたバルサン」に関する詳しい処理方法が記載されていた。

それによるとバルサンの種類によって処理方法が違うのだが、私の持っている「霧タイプ」は「野外で内容物を全量噴射してからプラスチックと金属缶を分けて廃棄する」と書かれている。なるほど、まあ確かに「火気と高温に注意」と書かれている代物をそのまま廃棄するのは危ないもんなあと思い、その指示に従うことにする。

ただ、ライオンのサイトに書かれている「公式の手順」ではあるものの、これをそのまま実行するのは予想以上に難しかった。まず屋外と言っても道路でやる訳にはいかないから公園でやることにする。しかし日中は子供たちが遊んでいるから、人気がなくなった夜中の公園に限られる。そこへ煙を吸わないようにマスクをつけた怪しげな男が怪しげなスプレー缶を持って現れるのだ。そしておもむろにそのスプレー缶を地面に置き、勢い良く煙が噴射し始めたかと思うと、男はささっとその場から離れてスプレー缶の様子を物陰から見つめている。

はっきり言うが、もし私がこんな奴を見かけたら瞬時に警察へ通報する。そいつが何か言い訳をしようと近づいて来たら一切聞く耳を持たずに逃げ出す。だってどう考えてもこいつは我が町に現れたテロリストである。

しかし大変残念なことにこの手順で廃棄するより他に方法がないのだ。私は心の底から「頼むから誰も来ませんように…」と願いながら作業した。そして小さなスプレー缶が2mほどの高さまで煙を噴き上げる様子を見ながら「中身を空にするためにやってるだけなんだからそんなに頑張らなくていいんだよ…」と念じた。それはもし近くのマンションの人がベランダから外を眺めていたらすぐに気付くであろうほどの噴射であった。

何とか無事に作業を終えることができたた私はそそくさと家に引き上げた。かつての用心棒がこんな厄介者に変わるなんて思いも寄らなかった。さらば、バルサン。ありがとう、バルサン。君を無事に廃棄できて本当に良かった。


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