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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
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集中力のスタミナ【2】

前回までのあらすじ
集中力には「深さ」だけではなく「スタミナ」の要素もあると思う。今回はその具体例をいくつか挙げていく。

○新庄選手の話
阪神・日本ハムで活躍したプロ野球の新庄選手は、引退後のテレビ番組で「普通の打席では基本的に手を抜いていた。ここで打ったらヒーローになれるという場面のときだけ集中した。そうしないと集中力がもたない」という内容の発言をしていた。確かに考えてみれば、約150kmで飛んでくる小さなボールを細い棒で打ち返すなんて作業は正気の沙汰ではない。打席では猛烈な集中力が要求され、それゆえに必要な場面でこそその集中力を発揮するようにしていたのだろう。

○タイガーチャージの話
プロゴルファーのタイガー・ウッズが全盛期の頃。数日間にわたって行われるゴルフ大会においてウッズはいつも前半は平凡なスコアなのに、日程が後半に入ってくるとスーパーショットを連発し始め、どんどんスコアを伸ばして最終的には逆転優勝していた。このことをメディアは「タイガーチャージ」と呼んだ。私はこの話を聞いて「なんでこいつは最初から実力を出さないんだ?最後になって慌てて帳尻を合わせてるだけじゃないか。きっと学生の頃は夏休みの宿題になかなか手をつけず、最終日になって慌てて終わらせるタイプの人間だったんだろうな」などと思っていた。しかし、ゴルフをたしなむ友人にこのことを話したところ、「ごん太さん、ゴルフって物すごく高い集中力が要求されるんですよ。脳や心臓に負担がかかって倒れちゃう人だっているんですから。なのでタイガーも集中力のペース配分をしてるんだと思いますよ」と教えてもらい、「なるほど…そうだったのか…!」と非常に納得した記憶がある。

○大学の数学の先生
私が大学に通っていた頃、ある数学の授業を取っていたのだが、その先生は「数学の集中力は60分が限界。みんなも本当に集中すれば分かるぞ!」というのが持論で、本当は90分の授業時間が設定されているのに、いつも60分で授業を終わらせていた。生徒からは「先生の集中力が60分なだけじゃないのか?」「授業料を3分の1返せ!」などと揶揄されていたが、分かりやすくて面白い先生であり、みんなに愛されていた。ちなみに、東大の数学の試験時間は2時間30分。どう考えてもこの先生のスタミナは短すぎる…。

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