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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
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集中力のスタミナ【1】

現在指導しているある生徒さんのお母様はピアノの先生で、自宅でピアノ教室をされている。

ある日、私が授業のためにそのご家庭に伺ったところ、前日にピアノの調律師さんが来たという。なんでもコンクールを控えた生徒さんがいるので、今回はしっかりと調律してもらう必要があるだろうと、名の知れた調律師さんを呼んだそうである。

話を聞いたところ、その調律師さんは朝の10時にやって来てピアノのある部屋に入ると、なんと夜の8時までひたすら作業し続けたそうである。その間、全く飲まず食わずであり、お母様が出したお茶にも一切手をつけなかったそうである。

ピアノの先生をしているこのお母様でさえ、こんな調律師さんは初めて見たという。グランドピアノを細かいパーツになるまで完全にバラして作業するため時間がかかるのは分かるが、そんなに長い時間、集中力を保ち続けることができる人物というのは相当に珍しい存在だろう。帰り際に「まずは第一段階が終了しました。また後日伺って第二段階を行いますのでよろしくお願いします」とさらりと言い残して帰っていったそうである。

集中力には「非常に集中する」「ここ一番の場面でさらに集中力を上げる」「音楽を聴きながら軽く集中する」といったような「深さ」があるのはもちろんのこと、それを持続させることのできる時間、いわば「集中力のスタミナ」という要素があるのは疑いようのない事実だろう。

次回はそのことを表す具体例をいくつか挙げていきたいと思う。

(つづく)

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