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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
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それは彼の時計ではありません【2】

前回のつづき。

翌日、竜馬はまた生活指導部へ足を運んだ。

すると先生が「あの後、改めて他の3人に聞いてみたところ、そのうち2人は(自分の物ではないと)白状した」と言う。しかしやはり「細かいところまで説明してくれた子は、まだ自分のだと主張し続けている」そうなのだ。

竜馬は何とか自分のものであると証明する方法はないものかと悩み、次のように提案した。

「先生、分かりました。そんな裏面にどういう文字が書いてあるかなんて知りませんけど、これは絶対持ち主しか知らないだろうっていう特徴を覚えているので、その特徴を彼が知っているかどうか確かめてみてください」

その特徴というのは、時計についている一番大きなボタンを押すと、針がぴゅーっと先の方まで進んでいき、さらに連続して押すと元の位置までぴゅーっと戻って来るというものである。また、文字盤上にあまり目立たないのだがよく見ると赤い矢印が4ヶ所に刻まれているというものである。

この2点について、「自分の物だ」と主張している人がちゃんと知っているかどうか確認して欲しいと頼んだのである。

(つづく)

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