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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
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教科書を写メール【1】

 先日、今の中高生の勉強スタイルは僕らの頃とはずいぶん違うなあと感じる出来事があった。ある生徒の授業中、その子が化学の教科書を学校に置いて来てしまったことが発覚した。翌日に迫った小テストの対策ができないという大ピンチである。しかし彼は落ち着いて「友達にそのページだけ写メールしてもらおう」と言う。写メールなんかで細かいイオンの一覧表がはっきり確認できる訳がないだろ、この大馬鹿者が…

ところが数十秒後、彼の大画面携帯に映し出されたイオンの一覧表は、右上についた小さな価数まではっきりと確認できるほど鮮明なものだった。携帯電話のカメラ機能と液晶の向上は私の想像を遥かに超えていたのである。ちなみに、最近では、学校に張り出された掲示物(試験日程や試験範囲表など)をまじめに写す生徒は減りつつあり、携帯のカメラで一発撮影して済ませる生徒が多い。

私が中高生の頃は携帯電話はなかったが、大学生の頃に初めて世の中にデジカメというものが登場してきた。当時はまだ持っている人がごく少数だったが、新し物好きの私は飛びついた。今の中高生と全く同じで「これは便利だ!もうバスの時刻表を書き写さなくても済むぞ!」と考え、バス停(バス停には時刻表が貼られている)を必死に撮影した。近くにいた若い女性に「この人、一体何なの?バス停を必死に撮影するって、どんだけバスマニアなのよ!?」という顔で見られたのが悲しかった。しかも、当時のデジカメの性能はまだ玩具のようなレベルであり、せっかく撮影した時刻表もほとんど読むことができなかったのも悲しい。

つづく

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コメント
楽しく読まさせていただきました。私の取引先では未だにPCの画面にかじりついて画面を紙にうつし続ける若手社員が数十人おります。時代は進んでいるということをなんか感じられるブログでした。
2011/06/12 11:34 PM by a
時代は進んでますね。「試験範囲が発表されて、それに向けて勉強する」という学生の活動の本質は昔から変わらないので、その分、技術革新でちょこっとだけ変わっていく部分というのがより新鮮に感じられます。PCの画面を紙に書き写すというのはあまり効率がいい方法とは思えないですね。手始めに「プリントスクリーン」キーの存在を教えてあげてみては?
2011/06/13 8:41 AM by ごん太
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