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机の下の秘密基地
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勘違いの定着【2】

 先日、green pepper という単語を辞書で引いたところ「ピーマン・シシトウ」と出ていた。「ピーマンとシシトウが1つの単語にまとめられているなんて、英語もずいぶん乱暴だな!」と思わず憤慨したのだが、よくよく調べてみるとピーマンとシシトウは植物学的に同種であることが分かった。英語圏のみなさん、ごめんなさい。

これらはトウガラシ属の仲間だそうである。トウガラシ属はまず大きく「辛味種」と「甘味種」に大別される。辛味種の代表的なものが鷹の爪やハバネロ。甘味種の代表的なものがシシトウ(小さい)・ピーマン(ちょっと大きい)・パプリカ(ハンガリーで品種改良によって作られた)などである。

なるほどなるほど。今まで雑然としていた頭の中の冷蔵庫がだいぶ整理されましたよ。しかしここでさらに1つの疑問が。「pepper とはコショウという意味だったはず。なぜピーマンとコショウが関係あるのだ?まさかコショウも同じ仲間なのか?」ところが、調べてみるとコショウはトウガラシ属とは全く別の仲間である。では一体なぜ?

実はこういった事情からだそうである。時は大航海時代。コショウを求めてインドを目指したコロンブスは、結局インドとはかけ離れたアメリカ大陸に到着してしまう。しかしコロンブスはそこがインドであると信じ込んでしまったため、現在でもそのカリブ海の島々には「西インド諸島」という名前が付けられている。さて、ここまでは比較的有名な話。さらにコロンブスは、その西インド諸島で見つけた唐辛子をコショウと勘違いしてヨーロッパに持ち帰った。そのため、以後は唐辛子の仲間をすべて「pepper」と呼ぶようになった(唐辛子はレッドペッパーである)。

ううむ、なんて自分の都合の良いようにしか物を見ない男なんだ、コロンブス!君の勝手な思い込みのせいで、インドと全く関係ない場所が「西インド諸島」となり、コショウと全く別の植物が「pepper」と呼ばれるようになってしまったではないか。

こんな話を聞いていると、例のコロンブスの卵のエピソードも、実は本人はいたって真面目に「やった、俺がやったら本当に卵が立ったぞ!」なんて思ってたのかもしれないという気がしてくる。

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