TOP >> あそびのページ >> 机の下の秘密基地
机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
<< 無意識で生きていた【3】 | TOP | 勘違いの定着【2】 >>
勘違いの定着【1】

 私はかねがね、なぜ帝王切開は女性が行うものなのにこのような名前が付いているのか不思議に思っていた。どちらかと言うと「女帝切開」とか「女王切開」の方が良いのではないだろうか。そこで語源を予想してみる。

予想1、そうして苦労して生まれた子に限ってよく立身出世するものだから。予想2、昔は帝王のような偉い身分の人しかできない手術だったから。予想3、赤ちゃんは子宮にいる。子宮とは宮殿であり、宮殿にいると言えば帝王だから。予想4、意表をついて実は医者の方を指している。難しい手術を行って新しい命を生み出すお医者さんこそが帝王的存在、ゆえに帝王切開。

くだらない予想を並べ立ててすみません。ネットで見つけた本当の正解はこちら。ラテン語で帝王切開のことを「sectio caesarea」という。この「caesarea」は本当は「切る」という意味なのだが、これと似たつづりの「カエサル(Caesar)」と勘違いされて翻訳されてしまった。ちなみにカエサルはシーザーとも呼ばれる古代ローマの将軍で、彼の名はドイツ皇帝を表す「カイゼル」やロシア皇帝を表す「ツァーリ」の語源にもなっている。

ちなみに、カエサル自身が帝王切開で生まれたからという説もあるが、当時の技術では母親の命は助からないはずなのに、彼の母親は比較的長生きしていることなどから、この説はほぼ否定されているそうです。

(つづく)

この記事の直リンク | ミニコラム | |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://blog.yawaraka-note.com/trackback/1063799
トラックバック