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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
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無意識で生きていた【3】

前々回前回のつづき。

5:パン工場見学事件
これは大人になった今の私の感覚から考えても何か少し変だなあと感じる事件。私が低学年だった頃、パン工場見学という社会科の行事があった。そして、それとともに「おじいちゃん・おばあちゃんにパン工場について手紙を書いて教えてあげましょう!」という課題が出された。しかし、なぜかその手紙を送る日がパン工場見学の日よりも先に設定されていたのである。幼い私の頭はかなり混乱した。「パン工場の様子をおじいちゃん・おばあちゃんに教えてあげる」というのがこの一連のプログラムの狙いのはずなのに、何か日程がおかしい。待てよ。逆に、おじいちゃん・おばあちゃんに「今度パン工場に見学に行きます」という内容の手紙を送る課題だったとすれば、そんなまだ行ってもない場所について話の膨らませようがないし、じいちゃん・ばあちゃんだってそんな薄い内容の手紙をもらうよりパン工場の様子が説明してあった方が絶対に喜ぶはずだ。

結局私は、「おじいちゃん・おばあちゃん、この前パン工場に見学へ行ってきました。機械がすごく大きくてびっくりしました。」という、まだ行ってもないパン工場を勝手に想像しながら手紙を書いた。するとそれに気付いた先生(だったか両親)に「こらこら、まだ行ってないのにそんなこと書いちゃダメでしょ!」と注意された。私は熟慮に熟慮を重ねた結果下した自分の判断が間違っていたことを知り、かなりがっくりした記憶がある。逆に、結局どういう内容に直したのかは全く覚えていない。苦労してでっち上げた内容の方は25年経った今でも覚えているのに。

6:任命、即解任事件
1の事件と同じ先生のときにあった話。合唱発表会という行事に備え、クラスの中から指揮者を一人決める必要があった。私は「なんだか指揮者ってえらそうだぞ!」と魅力を感じ、すかさず立候補の手を挙げた。すると、私以外にもう1人立候補者がいたため、クラスの多数決で決定が行われることになった。その結果、当時エレクトーンを習っていたことも手伝い、見事私の方が当選することができた。その時、喜びに満ちあふれた私の心の中に、近所のおちゃらけたおじさんが教えてくれた1つの言葉が浮かんできた。そこで私は声高らかにそれを叫んだ。「立派、立派、おお立派。原っぱ、スリッパ、ヨーロッパ!!」

担任の先生がその言葉を聞いた瞬間、「ふざけてる子に指揮者はできません!指揮者は○○くんにしますっ!」と叫び、私は任命された瞬間に解任された。ああ、民主主義による決定の暴君を前にしてなんとはかないことか…。ああ、近所のおじちゃん、なんてどえらい言葉を教えてくれたんや…。

※ ちなみに、このおじちゃんは実はパイロットであり、ひょうきんな性格からみんなに好かれていている人物である。

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コメント
そのパイロットのおじちゃん、大好きです。

私が当時のごん太先生の先生だったら。
「スズメの指揮者はちーぱっぱ」
(内心:日本の首相はあっぱらぱー)
とか言って、後日校長に叱られそうです。
2011/03/09 10:13 PM by hagurin
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