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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
目に虫が…

一昨日、原付で走っていたら目に小さな虫が入って来てびっくりした。普段はそういうことがないようサングラスかゴーグルを着けているのだが、この日は自分の原付をリコールの修理に出していて代車を借りていたため、どちらも荷物入れに入っていなかったのである。まさかそういう日に限ってこんな目にあうとは…。

私は目が悪いのでコンタクトレンズを着用しており、おそらく虫はコンタクトレンズに貼りついたはずだから、それを外して目薬で洗い流せば何とかなるだろうと思った。しかし実際には虫はもう少し周辺部に入っており、コンタクトレンズを取ってもまだ目の中に入ったままである。

私は虫が大の苦手であり、同時に痛いことが大の苦手である(小さな注射でさえなるべく避けて生きている)。なのでこのダブルパンチに対してどれだけ取り乱してもおかしくなかったと思うが、ここで変に騒いで目を強く閉じたりすると虫がつぶれてもっと悲惨なことになるのではないかと考え、できるだけ冷静になるよう努めた。

まず我が家の知恵袋である親父殿に電話する。私より長く生きていて、かつバイクに乗る人だからこんなレアな経験をしたことがあるかもしれない。しかし、どちらかと言うとそんな経験はないような気もする。ただ、このにっちもさっちもいかない状態を一人で抱え込むのは心細く、誰かに「ねえ、今、僕の目には虫が入っているんだ。遠く離れた君にはどうしようもないことかもしれないが、ただ誰かにそのことを知って欲しかったんだ」と伝え、まずは冷静さを保ちたい気分だった。

しかし親父殿は忙しかったのか電話に出てくれず、いよいよこの問題に対して現実逃避せず面と向き合うべき時がやって来たのだと悟った。

原付のサイドミラーで確認すると目の中央、やや目がしら寄りのところに小さな虫(だった黒いつぶ)が付いている。まつ毛ならティッシュなどで取れるが、虫は変にいじると細かくバラバラになりそうなので、できれば目を洗い流したいところなのだが、場所が田舎道のど真ん中であり近くにはコンビニもない。

しかしよく見ると黒いつぶは眼球上をわずかに動いているように見える。これは目がしらまで漂着させればそこから取れるかもしれない。私は顔の筋肉を色々と動かし、虫が目的の方向に流れるように努力した。よく忘年会のゲームで「天井を向いてひたいの上にせんべいを乗せ、手を使わず顔の筋肉だけで口までを動かしていって食べるゲーム」というのがあるが、ちょうどあのような状態である。

その結果、ついに虫は目がしらに漂着し、そこから取り除くことができた。私は心からほっとした。もし虫が取れなければコンタクトレンズを再装着することができず、従って原付を運転することもできず、仕事に行くことはおろか家に帰ることもできなかっただろう。こういう時のために、本当はコンタクトレンズを着けている人間は同時に眼鏡も携帯しなければいけないんだろうなと反省した。

しかしわずかその2日後、子供たちをプールに連れて行ったところ、娘(4歳)のバタ足(の親指だと思う)が目に入ってコンタクトレンズが取れるという事態が発生した。この時も何とか取れたコンタクトレンズをキャッチし、目の痛みが収まってから再装着して事なきを得たのだが、横浜から大磯ロングビーチまで約35kmの距離をはるばる車で行っていたので、もしコンタクトをなくしていたら大変なことになっていただろうと思う。やはり原付や車には古い眼鏡でいいので積んでおいたいた方がいいのかもしれない。


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原付がパンクした話
先日、原付に乗っていて久しぶりにセルフではないガソリンスタンドに行ったところ、店員に「後輪のタイヤがもう全くないですよ!一週間以内にパンクしてもおかしくない状態です。早めの交換をお勧めしますよ。これは空気入れても抜けてきちゃうと思いますけど…一応空気入れておきますね」と言われ、しっかり空気を入れてもらった。

確かにこの原付に乗ってもう10年、走行距離は15,000kmである。その間に一度もタイヤ交換は行っていない。

「早いところタイヤ交換しないとな…」と思いつつガソリンスタンドを後にしたのだが、すり減って薄くなっているタイヤに空気を入れたのが逆に毒となったらしく、スタンドを出て100mも進まないうちに信号待ちの交差点で「パーン!」とタイヤが破裂した。割と大きい音だったので、信号待ちをしていた通行人たちが「な、なんだ、テロか!?」というびっくりした表情でこちらを見つめてきた。恥ずかしかったので私も「い、今の音は何だ!?」という表情で辺りをキョロキョロしておいた。

そして重たい原付を押してバイク屋まで行き、タイヤ交換してもらった。新しいタイヤには新品であることを示す2本の線が引かれていた。




買い替えという選択肢も考えたのだが、ちょっと調べたところ排ガス規制が強化された2007年を境に原付のエンジンは2ストロークから4ストロークに変わり、燃費は向上したもののパワーがやや落ち、オイルも追加式だったのが車と同じ交換式になったということを知った。10年も経つとそんなことまで変わるのかと驚いた。そういった訳で今のバイクにはもう少し乗ることになった。

この原付は過去に一度盗まれたことがあるのだが、後日乗り捨ててあったのを偶然発見し、多少乱暴な扱いを受けて壊されてしまった部分を直してまたその後も乗り続けているという経緯があり、特に物すごく大切にしているという訳ではないのだが、何か不思議なつながりを感じている一台である。


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今そこにありがちな危機【2】

前回のつづき。

もう1つ小さな事例がある。先日、2液を混合するタイプの接着剤を使ったのだが、使用後に2つのキャップを間違えそうになった。幸いにも気付いて事なきを得たのだが、その接着剤の説明書には小さく次のような一文が書かれていた。「キャップをまちがえないようにしてください。次に使用するときに【取れなく】なります」そう、2液混合タイプの接着剤はキャップを間違えると、そこの部分が硬化して開かなくなってしまい、二度と使えなくなってしまうのである。私が思うに、2本のチューブはもっと分かりやすいように「真黒と真っ白」のようなコントラストの激しいカラーにした方がいいんではないだろうか。

さらにさらに小さな事例がある。私は寿司ネタで「シャコ」が好きなのだが、他にあまり「私もシャコが好きなの!」という人は聞いたことがない(むしろシャコなんか食べたことないという人も多い)。これで困るのは寿司屋に行った時である。最近はあまりシャコ自体を置いていない店も多いのだが、たまに置いてある店を見つけると「おお、シャコがあるじゃないか!」と心の中でガッツポーズを決め、「シャコお願いします!」と喜び勇んで注文する。しかしこの時よほど発音に注意しない限り、間違えて「タコ」が出でてくる可能性が非常に高い。ひどい時には半分くらいの確率でタコが出てくる。そこで私は最近では、手をハサミの形にしながら「しーゃこ」という風に発音して注文するようにしている。

※ちなみに本当はシャコの手はハサミの形をしていません!

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今そこにありがちな危機【1】
ひと昔前、ガソリンの値段が非常に高騰した時期があった。その頃にセルフのガソリンスタンドで「軽自動車なら軽油を入れていいのかと思った」と言って、車を故障させてしまう事故が多発したという。

私は幸いにしてそのような失敗をしたことはないが、軽油を入れてしまった人の気持ちはよ〜く分かる。だって名前が紛らわしいではないか。私は日常の中でこのような「そりゃ起こるべくして起きてるでしょ!」とか「きっかけは小さなことなのにその影響はでかい」という性格を持った現象のことを「今そこにありがちな危機」と呼び、心の中で分類している。

最近、私が体験した例を1つ挙げる。先日コンビニでおでんを購入した。好物の「牛すじ」と「もち入り巾着」である。車に乗り込み、ほくほく顔で帰路に就こうとすると、おでんのカップから汁がポタポタと垂れているではないか。「どういうことだ!?」と思い、とりあえずその場で完食して容器の底を調べてみたところ、牛すじの串が刺さってできた小さな穴が空いていた。確かに発泡スチロールの容器に串物を入れるんだから、こういうケースは起こりえるよな…と何だか妙に納得した(店員さんには「注意しないとこういうことが起こるみたいですよ」と報告だけしておいた。「今そこにありがちな危機」に対してはミスした人を責めるのではなく、みんなで協力して立ち向かうことが重要である)。

(つづく)
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最悪なロッカーの使い方

 これもまた川崎ハロウィンでの出来事。

私は友人と二人で会場に到着すると、まずコインロッカーを探した。仮装したまま荷物を持っている訳にはいかないので、必要な物以外はコインロッカーに預けるのである。

まだ早い時間帯だったため、空いているロッカーは十分にあった。私は友人に「300円もするんだ!どうせ貴重品とかないんだし、入れるだけ入れさせてもらって、お金は入れないでカギ開けっ放しにしとこうか!?」と言ったが、「いやいや、ちゃんと閉めといた方がいいだろ」と常識的なツッコミを入れられた。そこでしぶしぶ300円を投入し、ドアを閉める。

その後、川崎ハロウィンを満喫し、さて家に帰ろうということでロッカーに戻ってきたとき、友人が「ロッカーのカギ、お前だよな?」と聞いてきた。「いや、持ってないけど…そう言えばカギをかけた記憶がないな…」

そこで、急いでロッカーの前まで来てみると、しかしながらロッカーにはカギがかかっている(つまりカギが刺さっていない)。「あれ〜、カギかけるの忘れた気がするんだけどなあ…」と思い、ふと横を見てみると、ロッカーに入れたはずの私の荷物たちがちょこんと鎮座している。

「はぁ〜、分かった!しぶしぶ300円を入れたものの、カギをかけるのを忘れた。で、その後にロッカーが混んできて、空いているロッカーを探している人がカギが掛かってないのに荷物が入っているロッカーを発見した。それで、その荷物を外に出して自分が使った。しかもなぜか300円はもう払ってあるので無料で使えてラッキー!みたいな…」

ロッカーにまつわるドジな話は時々耳にするが、このロッカーの利用法は考えうる最悪のものではないだろうか。「お金は払った。しかし、自分の荷物は無防備な状態で野ざらし。そして、払ったお金は見ず知らずの他人のために使われてしまう…」

辛辣コメントが得意の私の友人も、この時ばかりはただただ絶句していた。


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ジムで危機一髪

先日、ジムに行ってルームランナーを使いジョギングしていた。設定を高めにして結構なペースで走っていたのだが、途中で体力が尽きてしまい、一気に苦しくなった。

私は何とか粘ろうと努力したのだが、最後には高速で流れてくるベルトコンベアに押し流されてしまった(※良い子はマネしないでください。マシンは無理のない設定で…)。

ルームランナーから勢い良く押し出された私の背後に、太ももを鍛えるための大型マシンが迫る。こんなものにぶつかったらただでは済まない…。

そんなことを一瞬のうちに考えた私だったが、予想に反して私の背中は柔らかい感触に包まれた。「な、何が起こったんだ…?」

受け止められた方を急いで振り返ってみると、そこにはバランスボールを持って唖然とするおじいさんが立っていた。偶然にも私の後ろに、これからバランスボールを使ってトレーニングしようとしていた知り合いのおじいさんが立っており、私の身体はそのバランスボールでぼよよんと弾かれたのである。

「ご、ごん太ちゃん、今危なかったよ〜!」

「ほ、本当ですね…助かりました…」

私のドジが招いた出来事ではあるが、この1週間ほど前に私の父親がこのおじいさんの家に行ってパソコンの設定を手伝ってあげたという事実を考えると、あんなに絶妙のタイミングで、絶好の位置に、ちょうど良い道具を持って(もし手に持っていたのがダンベルだったらもっと悲惨なことになっていただろう)あのおじいさんが立っていたのは、何かの巡り合わせだったのかもしれない…。


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教科書を写メール【2】

前回までのあらすじ
現代の学生さんは、たとえテストの前日に教科書を学校に忘れてきても友達に写メールしてもらうという安易な手段がある。ずるい。私など家で絶望的な気分を味わい、翌日早朝に半べそで登校して最後の悪あがきをしたというのに…

教科書と並び、私が学校に置いてきてしまったせいでひどい目に遭ったものと言えば「マラソン用シューズ」と「検尿セット」がある。前者については以前別の記事で書いたので、もし興味がある方はそちらを参照して頂きたい。検尿セットは(知らない人もいないと思うが)家に持ち帰って早朝尿を入れるための小さな容器である。私(ことうっかり八兵衛)は、小学生の時にこれを学校の机に忘れてきてしまい、次の日に朝起きてからおしっこを我慢しつつ早めに登校し、学校のトイレで採尿した経験がある。ちなみに、近所に住んでいた田原くんも同じ失敗を犯し、たまたま家にあった大きなしょう油のから瓶にちょこっとだけおしっこを入れて持っていったため、周囲の生徒から大注目を浴びたいう経験を持つ。

また、私たちよりもっと古い時代になると検便というものがあったらしい。便を持って登校するなんて、なんかもう私には色々と想像がつかない。そして聞くところによると、この時代のうっかり八兵衛さん(どの時代にもうっかり八兵衛はいるのである)は、朝起きてすっきりトイレを済ませてから「あ、やべえ!今日検便の日だった!」と気付く。そして、苦肉の策として、登校中に道端に落ちていた犬のフンを自分のものとして持っていく。すると検査の結果、ヒトの常識では考えられない菌とかが発見されてしまい大騒ぎになる…そういうコントみたいな出来事もあったそうである。

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ガスがない!【2】

○前回までのあらすじ
私は財布がない状態でガス欠になるというレアな体験(サザエさんの歌詞に出てくる状況をもう少しひどくしたような感じ)を二度もしている。今回はその一度目のときの話。

当時、私は大学生だったのだが、保土ヶ谷公園のあたりを走っていた。するとガス欠に陥ってしまい、なんとか最寄のガソリンスタンドまで原付を押していった。そして店員に頼んでガソリン満タンに給油してもらったところ、料金を請求された段階で初めて自分が無一文であることに気付いた。スーパーでお金が足りなかったらその商品を返せばよいだけだが、入れてしまったガソリンはもう返せない。

店員に事情を説明したところ、仕方がないので原付の自賠責証明書(事故を起こした時の最低限の保険で、大体シートの裏側に貼り付けてある)を身分保証のために置いていけと言われる。私は「あれ、これでこのまま事故を起こしちゃった時には大丈夫なのかしら??」と心配になり、「これは一刻も早く取り返さなければ!」と考えた。そこで付近を少し走り回ってみたところ、八百屋さんがあるのを発見。そこに飛び込み、親父さんに(さらに複雑になった)事情を説明し、少しでいいからお金を貸して欲しいと頼む。すると、

親父:「ふ〜ん。あんた仕事は何やってるの?」
ごん:「あ、大学生です」
親父:「へ〜、どこの大学いってるの?」
ごん:「えと…一応、慶応です…」
親父:「ああ、そうなんだ。うちの息子はねえ、早稲田なんだよねえ!」

(以下、しばらく息子の自慢話が続く)

…ううむ…私がドジなことをしでかし、一方的なお願いをしているのだから文句を言える立場ではないことはよ〜く分かっています。しかし、しかしですね……

「親父さん、あんたの息子が早稲田なのは分かったから、今は100円でいいのでとにかく金を貸してくれ!」

と思わず心の中で叫ばずにはいられなかった。

最終的にはお金を貸りることができ、私は無事に自賠責を取り戻して帰宅することができた。翌日、その八百屋にお金を返しに行ったところ、「へ〜、もう返しに来ないかと思ってたよ!」と最後におまけの一言を頂く。いや、このおじさんが八百屋さんで本当に良かった。もしまかり間違って銀行勤めなどしていたら、きっと本人にとっても周りにとっても色々と大変だったに違いない。

まあそういった訳で、ドジなことはできるだけ避けたいものである。そう、決して好きでやってる訳ではないのだ。

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ガスがない!【1】

先日、原付で道路を走っていたらガス欠になってエンジンが止まってしまった。よりによって環状二号線という大きな道路(大体他の車は時速60〜80kmくらいで走っている)を走っているところだったのでかなり焦ったが、降り口付近だったためすぐに降りて、近くのガソリンスタンドまで原付を押していった。

するとこういう日に限って財布を家に忘れてきたことに気づく。ガソリンの入っていない原付はただの(非常に)重たい荷物であり、そんなものと二人きりで家からだいぶ離れた場所に取り残されてしまった場合、問題を解決する方法はなかなかないものだ。

しかしこの時、私は近くに自分の通っている歯医者があることを思い出した。「歯医者にお金を借りに行く」という経験はこれまでに一度もないのだが(と言うか普通の人はないだろう)、なんとなく歯医者さんなら私に貸してくれるくらいのお金は十分にある気がする。なんたってお医者さんだし、私が必要としているのはほんの100円程度なのである。

そういった訳で歯医者さんに飛び込んで事情を説明したところ、最初はかなり不思議そうな顔をしていたが、状況を理解すると快く500円玉を一枚貸してくれた。さすが歯医者さん、太っ腹である。

その500円玉でほぼ満タンにガソリンを入れ、私は無事家に帰ることができた(もちろん、借りた500円はその日のうちに返しました)。

私は自慢ではないが、財布を忘れた状態でガス欠に陥ったという経験は、これまでの人生でたった2回しかない。…と言うか、前にも一度あるのである(ちなみに、財布がある状態でのガス欠は数知れず)。

その時は今回よりもさらに波乱含みの展開であったのだが、それは次回の記事で書くことにする。

(つづく)

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衣装は恥の落とし穴
先日、朝の通勤ラッシュの時間帯に満員電車に乗っていたところ、前に立っている女性の背中の襟元から商品タグがぴろんと垂れ下がっていた。それはちょっと出ているという感じではなく、「なるほど、この服はMサイズなんですね」とはっきり確認できるほどの目立ちっぷりであった。

この時期なのでおそらく夏物のセールで買い込んだシャツであろう。そういった意味でも、これは会社に着いてから同僚に指摘されるより、見ず知らずのこの私に注意された方が恥も少ないに違いない。

しかし満員電車の中でそれを指摘すれば周りにも気付かれてしまい、逆にとても恥ずかしい思いをすることになるだろう。ここはもうすぐ、ほとんどの人が降りる横浜駅に着くから、その時にさり気なく教えてあげて、そして風のように立ち去ろう。そう考えたのだが、残念ながらその女性は横浜駅では降りず、「ああ、何とかして教えてあげたいものだ…」と思いながら、私は人の流れに飲み込まれつつ電車を後にしたのだった。

私自身、非常にドジな性格であるため、このような経験に関しては枚挙に暇がない。例えば以前、家族旅行に行った際、旅行に合わせて新しい靴を購入し、道中ずっとその靴を履いて旅をしていたのだが、何だか高かった割に履き心地の悪い靴だという印象を常に感じていた。そして旅の最終日、何と靴のつま先に風船(店に陳列してある靴によく入っている、型崩れを防ぐためのあれ)が入っていることに気付いたのである。

他にも聞くところによると、ジャケットやコートの後ろのスリット部分を留めている1本の糸を切らずにそのまま着てしまっている、というのがよくある恥ずかしいケースらしい。私は「何となく切った方が躍動感があっていい気がするなあ」くらいに思っていたが、あれは商品の搬送時に折れ曲がることを防ぐために一時的に付いているもので、ちゃんと切らなければダメらしい。危ない、危ない。

また、これは私にはあまり縁がなくて知らなかったのだが、カシミヤのコートの袖口などによく「カシミヤ製」と書いてあるラベルが縫い付けてあり、本来はそれを取り外して着用しなければならないのに、我が物顔で「見て、これカシミヤ製なのよ」とばかりに練り歩き、周りから恥ずかしい人だと思われるケースが多いらしい。

しかしまあ、程度の差こそあれ、誰にでもこのような恥ずかしい思いをする機会はあると思うので、指摘された時に「あら、タグがついたままですって?私、忘れっぽいからわざと付けておいてるのよ」などと切り返せたらそれはそれで良いんじゃないかと思う。どこかのマンガに出てくるお嬢様も、ショパンのことを「チョピン」(英語ではChopinと綴る)と言ってしまい笑われそうになった際、「あら、スペインではそう発音するのよ」と切り返して見せていた。
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