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机の下の秘密基地
……プロ家庭教師ごん太の小さな発見……
左利きの子の親として

左利きの人

 

私の娘は現在5歳なのだが、小さい頃から鉛筆を持つのは左手であり、特に矯正などもしていないので文字を練習するようになった現在でも左利きである。一方、お箸については彼女が左利きであると気付く前からエジソン箸を使わせていたので、今でも右で持っている。私の親戚にも奥さんの親戚にも左利きという人はいないため、なぜ彼女が左利きになったのかはよく分からない。

私は子供にあまり細かいことを注意する方ではないのだが、最近彼女の鉛筆の持ち方が非常に気になっていた。と言うのも私は仕事柄、子供が鉛筆を持って何かを書いている姿を眺めることが多いのだが、鉛筆の持ち方がおかしい生徒さんというのはやはり目立つ。せっかく勉強ができていても「しかし鉛筆の持ち方がおかしいよなあ…そうは言っても今から直せる訳でもないし…小さい頃に親や先生に直されなかったのかな…?」と非常に気になってしまうのである。

そして我が娘はと言うと、中指と人差し指の2本を揃えて握りしめるように鉛筆を持っているのである。何度か注意してみたものの、目を離すとすぐに戻ってしまう。

そこで私は意を決してエジソン箸ならぬ「もちかたくん」というのをAmazonで購入した。そして娘に「これを鉛筆にはめて2週間、毎日1回ずつ50音図を書くように。それができたらおもちゃを買ってあげるから」と指示した。

そんな矢先、大学時代からの友人に会ってその話をしたら、「私も左利きだけど、左利きの人って普通の持ち方だと字がうまく書けないんだよ。文字って右利きの人が書きやすいようにできてるから、左利きの人は誰でも少し変な書き方をしてると思う。まず右に向かって線を引くことが多いから、鉛筆を紙に突き刺すような形になって、普通よりも力を入れないと書けない。だから右利きの人より鉛筆を強く握れるような形になってることが多いのね。それから、右方向に向かって書いていくと自分が書いた文字がどんどん自分の手に隠れて見えなくなるから、腕を巻き込むような形にしてなるべく上から書いて、左側を見えやすくする人が多いの」と教えられた。

さらに「私も親にだいぶ書き方を直すよう注意されたけど、その方法だと書けないんだよね。どうしても直すって言うなら、もう右利きに直すか。それしかないと思うよ」と伝えられた。

左利きの友人の言葉には非常に説得力があった。私はよかれと思って指導したつもりだったが、自分の知らない世界がそこにはあり、これからは何かちょっと教える時でも一応調べてからやった方がいいなと感じた。


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英語が苦手な生徒さん・タイプB

勉強に苦戦する男の子

 

前回のつづき。

また、英語を勉強していて「文が表している状況がよく分からない」ということで詰まってしまう生徒さんも多い。

特に長文ではなく文法問題集を解いている際によくこの現象が発生する。

例えば

He insisted that we ask the way at the tourist information center.
(彼は我々が観光案内所で道を尋ねることを提案した)

この文章は英文法的に言うと「提案や要求を表す動詞の that節 の中では原形か should を使う」という定番の知識を伝えるための例文である。

しかし実際にこの例文を目にした多くの生徒さんが「そもそも何を言ってるのかが分からない。だから、この文で文法を説明されても全然頭に入ってこない」と言うのである。

普通の感覚からするとこの文章が表している状況は多少なりとも想像がつくような気するが、実際問題として「言っている意味が分からない」という生徒さんがいる以上、どう説明するべきかを考える必要がある。

私は上記の文において生徒に「これね、多分、大人の男性が何人かグループで旅行してるんだよ。で、リーダーが少し頑固なやつなんだね。『俺がちゃんと色々と調べてきてるんだから問題ない!』って言うんだけど、明らかにみんな道に迷っちゃってる。そこでメンバーの一人が思い切って『おい、リーダー。やっぱりここはちゃんと聞いた方がいいよ』って言い出した。そんな状況なんだと思う」と伝えた。

そうすることで初めて生徒さんは「あ〜…」と納得し、そして「提案や要求を表す動詞の that節 の中では原形か should を使う。ふむふむ、こういう風に何かをリーダーに提案したいとか、そういう時ね…」と分かり始める。

つまりこういった生徒に文法の解説を行う場合、例文が出てきたらまず状況が把握できているかを確認し、厳しそうであればまずその状況を具体例を出しながら説明してあげることが必要である。

根本的なことを言うとそういった生徒さんの場合、もちろんこのような英文法の勉強も必要ではあるのだが、できるだけ「長文」を多く読ませてあげた方がいい。1つのまとまった文章であれば文脈があるので状況をイメージしやすく、「英文法は苦手だけど文章を読むのは楽しい」と言ってくれるようになった生徒さんは多い。

私が個別指導のセンターなどで周りの先生の授業の様子を見ていると、どうも文法に対して力点を置き過ぎている先生が多いように思う。最近の入試では長文読解の配点の割合が高くなってきているし、何より文法ばかり勉強していても楽しくないだろう。それよりは英文をたくさん読み、英語の楽しさを感じてもらった方がいい。

そこで大切になってくるのは「面白い英文」を提供してあげることである。端的に言うと学校の教科書の英文はあまり面白くない。お勧めは何かと言うと、英検で出題される長文である。科学分野の話であったり、あまり広く知られていない人物の伝記だったりと、読んでいて本当に面白い文章が多い。もう1つ付け加えれば、私は最近その存在を知ったのだが JoyReader という問題集である。こちらは残念ながら学校用教材であり市販されておらず、個人が手に入れるにはオークションなどを利用するしかない。ただ、JoyReader のコンセプト自体が「読んでいて面白い文章を集めました」というものなので、楽しく英語を勉強するにはうってつけの教材である。今後このような教材がさらに増えてくれることを願っている。


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英語が苦手な生徒さん・タイプA

勉強に苦戦する女の子

 

私が前に教えていた生徒さんで、美術の才能があり、希望通り美大に進学した生徒さんがいる。

しかしこの生徒さんは英語がどうしても苦手だった。

まず単語を覚えるのが非常に苦手で、なかなか頭に入らない。そして、頑張って覚えたとしてもいざ思い出そうとすると他の単語の意味とごっちゃになってしまい、泥沼にはまったように出てこなくなる。

私はこの生徒さんにできる限りのアドバイスをした。

・日本語→英語の練習と、英語→日本語の練習の相互を繰り返しやること。
・例文を通して覚えるという手段も取り入れること。
・画像検索を使ってその単語を入力し、ビジュアルからも頭に入れてみること。

劇的に解決した訳ではなかったが、定期テストである程度の点数が取れるというところまでは単語が頭に入るようになった。

その生徒さんに「単語の意味が思い出せなくて混乱しているとき、頭の中はどのようなイメージになっているの?」と少し突っ込んでヒアリングしたところ、以下のようになっていると教えてくれた。

ある単語の意味を思い出そうとしたとき、一度違う意味が頭の中をよぎると、その意味が頭の中を駆け回り始め(ニコニコ動画のコメント弾幕のような感じ)、それのせいで「この意味じゃない!正しい意味を思い出さなきゃ!」と思ってもできなくなってしまうそうである。

特に、例えば英文法のテキストで

・the way S V
(SがVする方法)

・so that S V
(SがVするために)

・in case S V
(SがVした場合)

の3つを覚えた場合、これらは形が視覚的に似ているため、どれか1つを思い出そうとしてもこの3つすべてが一度に頭に流れてきて思い出せなくなるそうである。「1つの英語に対して1つの日本語」という対応で覚えるのが困難で、どうしても画像的に覚える形になってしまうそうである。絵の才能に特化しているため、どうしても頭がそのようなアプローチをしてしまうのかもしれない。こういった生徒さんが単語集を使って単語を覚える場合、似た意味の単語がずらっと並んでいるタイプはどうも合わないようである。

つづく

 

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以上・以下・未満・??

数学の記号

算数や数学で不等号の考え方が出てきたとき、多くの人がちょっと不思議に思うことがある。

ここで念のため不等号の考え方について確認しておこう。

(1)「5歳以下の子供は無料です」

と言った場合、5歳の子供も含める。つまり、5歳の子供は無料である。

(2)「5歳未満の子供は無料です」

と言った場合、5歳の子供は含めない。つまり、5歳の子供は有料である。

続いて、

(3)「5歳以上の子供が参加可能です」

と言った場合、5歳の子供も含める。つまり、5歳の子供は参加可能である。

(4)「5歳より上の子供が参加可能です」

と言った場合、5歳の子供は含めない。つまり、5歳の子供は参加できない。

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上記の規則は(例文からも分かる通り)算数・数学に限った話ではなく、日常生活においても重要な考え方なので多くの人がご存知だろう。

ここで不思議なのは、「以上・以下」がきちんと対になっているのに対し、「未満」に対応する熟語がないため、どうしても「5歳より上」といった少し遠回りの表現を用いるしかないということである。

これに関し、「未満に対応する熟語は"超過"である」とする説もあるが、実際問題として「5以下・5未満・5以上」とは言うものの、「5超過」という言い方はしないので完全に対応した熟語と言うことはできないだろう。

「以上・以下のように、未満にぴったりと対応する熟語があれば算数・数学において多少すっきりする部分があるのに…」というのは、多くの人が一度は考えたことがある話だろう。しかし実際問題としてない以上、これは日本人として乗り越えるしかない壁だと思っている。

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こんな話を先日もある生徒さんにしていたのだが、その生徒さんがふと「先生、英語ではその辺りはどういう対応関係になっているんですか?」と尋ねてきて、あまり深く考えたことがなかったのですぐに答えることができず、今度までの「先生の宿題」とさせてもらった。授業後、知り合いのネイティブスピーカーの人に尋ねたりインターネットで調べた結果、大体以下のようになっていることが分かった。

(1)5以上:
more than or equal to 5
greater than or equal to 5

(2)5より大きい:
more than 5

(3)5以下:
less than or equal to 5

(4)5未満:
less than 5

算数・数学の不等号(<・>・≦・≧)で表されるようなケースではこのような言い方が一般的だそうである。

また、不等式を離れて日常会話の表現であれば

・5 or more(5 and more)
・5 or less(5 and less)

という形の言い方もよく用いられるそうである。

他にも under・below・at least …など、数字にまつわる表現は色々なものがあるが、とりあえず上記のものを抑えておけば自分の伝えたい内容を表現するのには困らなさそうである。


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